思っているとやってくる
いつも面白いなと思うんです
コーチングとかコミュニケーションの講座なんかをやっていると、よく心の中を見透かされそうで怖いと警戒されることがあります。でも言われるほどには、心のうちというのは、わかりようがないんですよね。わかったつもりで、接するのが一番要注意。それは、自分自身にも言えることでもあります。
そう、面白いなぁ~って思うのは、出てくる言葉そのものではなく
その言葉がでてきた「背景」が現実になっていくからなんですよね。
「思考は現実化する」って言っていたのはナポレオン・ヒルでしたね。
ほんと!ほんと!
思っているとやってくるから
たとえば先日、目が覚めたら体が重~く感じたんですよね。で、自粛になってからロクに運動してないもんなぁ。ファスティングでもやったほうがいいかなとふと思いつき。はてさて、どんなファスティングをしようかなぁと想像していると。
数時間後に、ここ数年連絡をとっていなかった遠方の友人からピコンと突然メッセージがはいってきた。内容は、「ねぇ、ねぇ、一緒にファスティングやらない?」というお誘いで、もちろん二つ返事で一緒にやることになりました。
とか、沖縄に行こうと決めたら、仕事から帰ってきた主人が「沖縄に出張が入ったから行く?」ときいてきたり。
思った途端にむこうからやってくる
なんてのも時折ありますが、そんな不思議なはなしではなくて
不安を前提に出された言葉や、嫌だなという最悪パターンを想定したことが、現実になっていくってことです。理想のゴールを一生懸命にイメージしても「絵に描いた餅」ぜーーーーんぜん、実現しないとか、「あーやっぱり、そうなるって思ってたんだよね」なんて言葉をため息交じりに使ったことありませんか?
「ほにゃらら」には、なりたくないとか「ほにゃらら」にならないようにという最悪を想定して理想のゴールをイメージしても実は、頭の中は最悪パターンの「ほにゃらら」でいっぱい。
理想のゴールにむかっているつもりが、最悪の想像にむかって動いているという仕組み。悪循環の最たるものですよ。ほんと!
不安症の人
リスクをいつも想定している人
(はい、わたしのことですね)
過去にね、とーーーっても傷ついたり、辛いことを経験している人はとくに。もうそんな体験はしたくないという防御反応が起こります。当たり前ですよね。警戒したくなるのも分かります。
過去の出来事は、あなたの未来のシナリオになんら影響しないと言っていたのは、アドラー先生です。が!ずーーーっと「嫌な」過去をイメージしていたら、未来にもエンドレスで同じような出来事が起こります。
これは、私のことでもあります。
不安になるのは、経験が少なくって自分に自信がないことになっていたり。過去に辛いことを「辛い」と言えずに自分の中におさえこんでいたり。中途半端にしてしまっている未完了があって、なんか怖いことがあるようなきがしているからです。
脳は、素直で正直なやつなんですよね。
自分が、想定していることが現実になります。
あー経験がないなってわかったら、経験を積めばよいだけの話です。
自信がないような気がするなら、やってきたことを書き出して自分を褒めてあげる。
辛いことを乗り越えてきた自分をたくさん褒めてあげましょう。乗り越えてきた自分の成果を受け入れましょう。
怖いことは、むやみに怖がるのではなく何が怖いのかをちゃんと見に行く。そしたら、暗闇でガサガサと動いていた真っ黒い影は、かわいい子猫かもしれない。正体がわかれば、なぁんだ!ってことになります。
言葉や行動の背景にある「こころ」が、現実になりますよ。
面白いですよね。
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