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【真実】ひとかけらのパンという価値について
恐ろしいほどに自分の気持ちが揺らいだのです。自分自身でも制御不能。なぜそんなことが起きたのかというとそれは「ひとかけらのパン」の有無とも言うべきでしょうか。
今日はそのことを記しておこうと思います。
■仕組みの厳格化
技術部門に属しているとその能力を総合的に、かつ定量的に測るのは少し難しいです。しかしながらそれをなーなーにしてしまうと何とも胡散臭い組織になってしまうわけで。
ということで、
弊社の技術部門のスキルマップを正確に示そうと、そういう動きができました。修理工などだと当たり前かもしれませんが、開発業ですから少し試行錯誤が必要になります。ま、手探りながらやってみよう。という訳です。
とはいうものの、人事評価(査定)にもリンクしますからあんまり適当でも困ります。自分の希望するランクに伴って、保有する資格を必須条件としたのです。つまり、このランクに居たいのであれば、この資格はmustで保有していなさい。そういう条件です。
そこで個人的に少し面白くない事態が起きました。指定された資格を私は持っていなかったのです。
■やる気のありか
持っていないだけなら実力不足で諦めも付くのですが・・・実は別の資格(指定された資格より難易度が高いモノ!)を私はつい1年ほど前に取得していたのです。
つまり運悪く、取得した資格が条件にならなかったんですね。。。決められたルールなのでしょうがないですが結構苦労してとりましたから。がーーんって感じです。
と同時に、やる気が起きません。
前にも述べた通り給料に直結しますから、四の五の言わずにとらなくてはいけないのですが・・・起きません。やる気が(笑)。amazonで購入した参考書はエッジビンビンの新品のままです。
もういいかなーとも思っていました。給料どうなってもいいからゆっくりすんべ。やることやってるしな。みたいな。
で、
結局どうなったかというと「やる気」出ました。あることがきっかけで。
■ひとかけらのパン
きっかけはこうでした。資格条件が更新されたのです。結果としてちょっと前に獲った資格が対象になりました。
てことで晴れて条件をクリアしたのです。
今日記しておきたいのは実はここから。恐ろしいことに、俄然やる気が出てきました。条件から外れた途端に。
自分でも恐ろしいと思いましたよ。それはそれは(笑)。mustで無くなった途端に、条件になるぐらいだから持ってた方が良いんだろうなーとスケベ根性がでました。で、取ることにしました。この資格”も”。
ここでの学びは、ひとかけらのパンです。
退路を断つというカッコいい言葉がありますが、実は人間はひとかけらのパン程度の保険があった方が心と体は動くということです。
1銭も無くなった人が大金持ちになるサクセスストーリーがあるかもしれません。でもそこには、いざとなったら味方になってくれる恩人の存在があったかもしれません。ダメならダメで、ある地点から始めればいいという拠り所があったのかもしれません。
本当になにも無くなってしまってはいけないのです。
僕は資格を取ることにしました。年末までが勝負です。noteの更新を続けながら、今日もこれを書き終えたら勉強します。ダメならダメで・・・いや必ず(笑)。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました!
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