【真実】JUMPとかマガジンとか
コ口ナ禍で家でスポーツ観戦する機会が凄く増えた口です。
やっぱりDAZNをはじめとするネット配信の存在は大きい。テレビの前に鎮座しなくても気軽にライブ配信が見られるのは本当に素晴らしい。
自分の場合はそれだけではありません。子供が大きくなって自由な時間が取れるようになった(正確には親と距離を置き始めた・・・)ために悲しみを紛らわすために、いや違う 悠々自適な自分の時間を過ごすためにスポーツを見るようになりました。
おかげですっかりインドアです。
■つくづく思う
スポーツってのはルールに則って勝敗を見るものだけど、そこに関しては突き詰めると実は一番ではない。僕らはその裏にある人間関係を(大いに仮説を利用したりして)見ているのだと思う。
もちろん勝って欲しいし、負けたら翌日ため息が出るほど悔しいけどそれもこれも全てはその裏にある勝つための動機や、負けてはいけない理由があるからそもそもそんなことになっている。
スポーツはドラマだという人が昔からいて、それは試合に筋書きがないからだと思うけど実はそのドラマはもう少し長編で、人間臭くて、だからこそ選手のキャラが立ってきて、だからこそ感情移入して、だからこそいつの間にか応援している。
そう。つまりは少年JUMPの世界観なのだ。
■勝つと増えるもの
プロスポーツの場合、チームが勝ち始めるとファンが増えていきます。「にわか」などという言葉もありますが個人的にはこの現象はわりと肯定的に捉えています。
集客はビジネス上最も興味を持つべきテーマだし、スポーツコンテンツの一番の魅力はやっぱり勝利なのは間違いないわけで。
一方で、
にわかが増えると比例して増えてくるのが、負けるとこき下ろす野次軍団。これは許せません。人と人が極限の中で競り合うプロの世界でいつも勝者でいることは事実上不可能です。これに対してまるで機械トラブルを憂うかのようにヤジを飛ばす輩たち。
これを少しロジカルに分析してみると、その手の人たちの多くはスポーツを表面快楽的に見ているのだと言えそうです。つまり「オレが楽しくないから謝れ」と。
納車の日に車のドアが反対に付いていたらこれは文句を言っていいレベルの大きなミスだと思うのですが、スポーツの結果にそこまでの確実性はありません。なぜならスポーツはドラマだから。
それを理解せずにオレは客だとわめき散らすのは非常に頭が悪い。あまりにも身勝手な輩の仕業だと思うのです。
■そんなのJUMPじゃない
毎週発売日を愉しみして読んでいた少年誌。スポーツ漫画の場合、それは別に勝つか負けるかを見ていたわけじゃない。
主人公の成長に魅せられて気付けばのめりこんでいた。リアルなスポーツもそこまで行けばエンタメとして一つも二つも熟される。
表面快楽的な楽しみ方は例えばA5ランクの肉を食ってただただお腹がいっぱいになって喜んでいるようなものではないか。その価値を知った方がよりおいしくいただけるというのに何とも勿体ない。
僕らが読んできたJUMPやマガジンからそういうものを教わってきたはずなのだ!!
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