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【ビジネス考察】【就活】面接官の考えていること3つ。

そりゃ会社の欲している人材によって違いはあると思うんですけど、基本的にこの3つあれば最後までは残れます。

■一緒に働きたいか

初対面でそれを判断するためには、月並みですがそれは「快活かつ前向きな”雰囲気”がある人」になるかと思います。
実は面接官はこの”雰囲気”を見極めるのが上手な人の集まりです。普段から様々な部下たちと接しているので、自然とその嗅覚は身に付きます

では”雰囲気”とは何か、それは分かり易く言えばtwiterなどを通じてこの人なんか好きだなと思わせるまさにそれです。
twiterというのは不思議で、顔も立ち振る舞いも見えないくせに日々のつぶやきはその人物像を割とはっきりとみせてくれます。
実はこの何気ない発言で、一緒に働きたいか否かを見極めるのです。
この時別に、絵に描いたような陽キャである必要は全くありません。寡黙でも口下手でもその”雰囲気”は見て取れるからです。

対策は何か。
それは普段から自分がそっち側の人間であるように努力することです。面接の時だけ良い人を装っても中々難しいと思います。それは一緒に働きたいかを真剣に考えている相手にとっては実に空虚だからです。


■その時何を思ったか

仕事と学業の一番の違いは、取り扱っているモノに確証がないことではないかと思います。
スポーツに励んだ学生にとっては勝つか負けるかも確証はありませんが、それはあくまでも明確なルールの中での話です。

仕事になると勝敗の確証どころか、ルールでさえよくわかりません。なぜならビジネスとは(組織にとっても)初めて体験することがほとんどだからです。

大事なのは失敗するか成功するかではなく、その時何を思い、どう行動に移せるか
必ずしも成功体験を語る必要はありません。失敗してその時何を見つけ、何を心に期したか。面接官はそれを知りたいのです。

対策は何か。
それは普段から物事の結果に対して自分なりに分析する癖を持つ事ではないかと思います。
別に小難しい世界の分析をする必要はありません。普段の生活の中の何気ない事象においてあれこれ考えて次に活かすことが出来ているか。それが大事なのです。


■自分に自信があるか

仕事をしていて思うのですが、相手に媚びへつらったり、誰かの後についていくことで従順さを示そうとする人は、逆にあまり好かれません。
プロアクティブでない人はものすごく面倒な人に見えるからです。

若いうちは(入社前の学生であれば尚更)勘違いでもいいから自分のやってきたことに自信を持てている方が絶対いいのです。
勘違いはこちら側でいくらでも補正できます(笑)。でも自分の手でやってきて、それに対して自信を持つことが出来る人はとても魅力的です。

この時、虚勢を張って熱く語る必要はありません。面接官は目を見れば大体わかるのです。そこに本当に自信が宿っているか、否か。

対策は何か。
自分自身で納得することだと思います。自分自身に問いかけて自分と会話します。「オレは何をしてきて、何に対して自負できるか。」
その対象もまた高尚である必要は全くありません。他人より1mmでも多くそれについて考えた自信があるなら、それはもう立派なアピールポイントです。堂々と話せばいいのです。


■最後に、

最近は苦労してきた学生が多いのか、面接のレベルは上がっているように思います。
つまり上に書いた3つは濃淡の差こそあれど、ある程度出来ている人が多い。

ここから大事なのはずばり「専門性」
自分は会社のこの部分で活躍できます!まで言い切れるかどうか。ジョブ型推奨の波は必ず定期採用にも来ると思われるからです。

とは言え、
なかなか学生の時点で入りたい会社の欲している人材を的確に把握し、かつそれに見合う経験を過去に積むことは難しいです。
ここで伝えたいのは、学歴以外に自分の名刺に記せる何かがあるか、それを意識して学生生活を送って欲しいという事です。

狭き門を競うなら、この部分がある人が圧倒的に強い。OJTでしか補えない部分はたくさんあるけれど、OJTでじっくり育てていくほど世の中の変化が待ってくれないからです。


就職活動は出会いです。
マニュアルにあるような応答の仕方よりも何より、相手と気持ち良く接することが出来るか。まずはそれが最も大事な事なのです。

本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。

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