#191 限られた中でやりがいを見つけるスキル
「やっと今週も終わり!!待ちに待った週末だぁ!!!」
かく言う私もよく言ってしまっているコレ。実はあまりよろしくないんじゃないかと改めて思う今日この頃。
なぜよろしくないか。
理由は、週末2日に対する平日5日のバランスの悪さ。趣味を楽しむためにお金はやはり必要なので”稼ぐ”という行為は必須なんだけども、それを7分の5もやって、残りの「2」があっという間に過ぎ去っていくこの状態は本当にバランスが悪い。
もうその時点でこのライフスタイルはあまり幸福度が高くないのかも、とすら思ってしまうわけで。
■仕事が趣味
たまにそんなことを言う人がいるけれど、これは本当に理想だと思う。
「土日も働いてますけど休日出勤という概念が無いですね。趣味なんで。」
出たよー意識高い系!!と思ったりしますが、無理してないのならこんなに素晴らしいことはないだろうな、とも思う。
今週乗り切ったという金曜日特有のあの感情と、あぁまた長い一週間が始まるという日曜夜のあの感情が無いという事は、もしかしたらこの世に存在する最高級の幸福感かもしれない。
サラリーマンに限らず、例えばスポーツ選手とかお笑い芸人とか。やりたい事をやっていてお金がもらえるならこんなに良い話は無いわけで。
でも実際問題そんな人はごくわずかだと思うし、
運良くやりたいことを職業に出来たとしても仕事になった瞬間、楽しくなくなってしまった、という人も多いんじゃないかと思う。
じゃぁどうすれば良いのだろうか。
■些細な幸福を見つけるスキル
何気ない中に幸福を見つけられたり、感じられたり出来ることは素晴らしい能力だと思う。
例えば仕事をしていて、「あぁ誰かの役に立ったな」とか、あるいは「あぁ昨日知らなかったことをまた一つ覚えたな」とか。
そうやって過ごしていればそのうち週末はやって来る。
単調な日常の中に、些細な事でいいから幸福を見つけられるスキル。限られた環境の中で、この環境だからこそ得られてるんだよなぁ、などと開き直って幸福を見つけられるスキル。
これが日々の幸福度を上げるうえで、最も重要なのかもしれない。
■やっぱり肯定力
まぁそうは言ってもそんなの簡単に出来れば誰でも苦労なんてしない訳で。
じゃぁどうすれば良いんだろうと自分なりに考えた結果がやはりこれかな、と。
【 肯定力 】
世の中の森羅万象は正面から見たら否定的でも、少し角度を変えて見たら意外とそうでもなかったりするわけで。
まず文句を言う前に右へ左へ回り込んでいろんな角度から事象を見てみるというのが良いのかもしれない。
捉え方を変えたら、180度変わって完全に肯定できるようなハッピーな話はそうそうないかもしれないけれど、
それでもご飯粒ぐらいの小さなポジティブが見つかればそれはもう、些細な幸福を見つけるスキルなのかもしれない。
ワークライフバランスという言葉が使われて久しいけれど、ワークとライフのバランスを保とうとするのもそれはそれで大変よ。
だったらワークとライフの境目なんぞいっそ曖昧にしてしまい、毎日が休日ぐらいのテンションでいるのが良いのかもしれない。
パフォーマンスのオンとオフはもちろんあるけれど、それは平日か休日かには依存しない。
朝が来れば、それでいいのよ。
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