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私の好きなもの 6選


今までたまにインスタに日記を書いていたものの、
インスタで長く書くのは辛いな、と思って
noteを始めてみました。

最初は、私の好きなものについてまとめてみよう。

1.お酒


私といえば、なもの第1位はこれです。
とにかくお酒が大好き。

働いた後に飲むビール。
誰かと話しながら楽しく飲むワイン。

単に「美味しいもの」は世の中にはたくさんあれど、
ここまで「美味しいと感じるもの」は
他にないのでは?とよく思う。

お酒を美味しいと感じる状況に追い込むことも、
お酒を美味しく飲むコツです。

日々たくさん働き、悩み、疲れて、
その後に飲むビールの何と美味しいこと!

このために働いていると言っても過言ではない。

そもそも酔っ払うこと自体が楽しくて好きだし、
飲み会も、サシ飲みも、お酒の味も、
全部が好きです。

最近はもっぱらワインと日本酒が好き。
今ハマっているのはカルディのオレンジワインで、
好きな日本酒は「至」です。


お気に入りのお店で飲んだオレンジワイン
大好き至


2.建築物(近代建築)


建築物が本当に好きです。
特に、大正期あたりの近代建築が大好き。

アールデコ調の邸宅も好きだし、
日本家屋も大好き。
あと、和洋折衷を感じるお宅を見つけると
食い入るように眺めてしまう。

昔の方の、
この建物を素晴らしいものにしようという
気概みたいなものを建物から感じると、
この素晴らしい建築物は
あと何年残っていてくれるものか、と
少し寂しくなってしまうんだけれど。

木造の建築物を保存するということは
封を開けた和菓子を野晒しにしているようなもの、
とよく聞くので、
管理するのは本当に大変なんだろうな。

今も管理してくれる人がいる建物は幸せだなぁ。
関東の建築物はわりとしっかり保存されているし
丁寧に管理されている印象。

地方の名もなき名建築物たちは、
時が来るのをひっそりと
待ち続けるしかないのだろうか…

死ぬまでに
そういう建物をたくさん見てまわりたい、
というのが今の密かな夢。

本当に素敵な洋館
大きな日本家屋も大好物
大正時代のシャンデリア


3.旅と街歩き


上の項でも言ったけれど、
私はとにかく多くの建築物を見てまわりたい。

そんな欲に突き動かされて、というのもあって
よく一人で街歩きをしています。

知らない街だとナオヨシ。
でも、知ってる街でも車で通るのと歩くのとでは
印象が180度変わることもある。

だから街歩きって好き。

こんなところに小路があったんだ!とか、
こんなお店があったのか、とかね。

ここはいつも誰が通るんだろう。
今は使われていないのかな。
じゃあ昔はどんなふうに賑わっていたんだろう?

そんなことを考えながら歩くだけで、
その土地のアイデンティティを発見することが
できそうな気がする。

要するに私は、
街の歴史を感じるのが好きなんだろうな。

旅も同様にすごく好き。

旅は、ある意味で日常に平行する宇宙。
そんなフレーズをいつかどこかで読んだことがある。

一人黙々と知らない景色の中を歩くとき、
私は別の人生を生きているのだと感じる。

見知らぬ土地で
自分とは全く違う境遇の人たちに出会い、
彼らの人生を生きる自分を実感し、
その記憶に引き裂かれそうになる。

今の自分とは別に、
延々と平行に続くパラレルワールド。

私は今そこで畑仕事をしている
老婆だったかもしれないし、
今すれ違った壮年男性だったかもしれないのだ。

そんな不思議な感覚に陥るから、旅は好き。

そうそう、私はミステリーも好きなんですよね。

4.ミステリーと純文学


たまに、あなたは本好きだよね、
と言われたりするんですが、
実はそんなに本を読むタイプではない。

私の場合は、
好きな本がかなり限定されているから。

私が読むのはミステリーと純文学。
ほぼここに限られると言ってもいい。

それ以外の本はどうもつまらなくなってしまって、
ほとんど最後まで読めた試しがない。

そんな私が特に好きなのは、
恩田陸さんの小説。

「不穏」「何かがおかしい」

彼女の小説は、
一言で言えばこんな作品が多いように思う。

で、私も日常でこういうことを
よく探しているのだ。
何かがおかしい、と思うようなことを。

だからものすごく夢中になって
読んでしまうんだよなあ。

最初に読んだのは
「六番目の小夜子」という作品。
たしか中学一年生くらいの頃だったかと思う。

いわゆる学園ホラーなんだけど、
そのあまりの面白さと
心の底から震えあがるような恐怖に
言葉を失った記憶がある。

学生だったから
余計怖かったというのもあるんだけれど、
それでもこんなに私のツボをつくお話があるのかと
面白さの方がギリギリ上回ったのだった。

すぐにでも読み返したかったのに、
あまりに怖すぎて中々読み返せなかったのは
良い思い出。笑

小夜子を読んでからというもの、
恩田陸作品はほとんど全て
読んだんじゃないだろうか。

どの本を読む時もワクワクが止まらなくて
とにかく大好きな作家さん。

理瀬シリーズがとにかく好きで、
子供が生まれたら名前は理瀬にしたい
と思っているくらい。笑

それ以外で私が読めるのは、
いわゆる「純文学」と呼ばれるもの。

「人生とは?」「友情とは?」みたいに、
ひとつの大きなテーマがどーんと根底に流れていて
別に大したことは何も起こらないような小説が
結構好きで、学生時代にはよく読み漁った。

最初に純文学に興味を持ったのは
国語の教科書だか試験問題だかで読んだ
芥川龍之介の「鼻」だったと思う。

他人の目を気にしてばかりの自分から
開き直って現実を受け入れることの
清々しさを発見する、みたいな内容のお話で、
書かれている言葉自体は難しくないし
中学生でもスラっと読めるような文章なんだけど、
う〜ん、なんというんだろう。

人間の笑い一つとっても、
単におかしくて笑っている笑いと
「蔑み」や「嘲笑」の入った笑いとでは
印象が全然違うし、
自分でもその違いはなんとなく感じ取れるけれど
それを言葉にできるとは思わなかった。

最初はそんな風に感じた気がする。

そして、そのことに
とにかく感動しまくったことをよく思い出す。

やっぱり物語の巨匠と呼ばれる人たちは
何かが違うんだ!これは才能なんだ!
と気がついてからは、
その時代の巨匠達の作品をよく読むようになった。

芥川龍之介に始まり、夏目漱石や太宰治など、
いわゆる天才と呼ばれる作家達の作品は
どれも本当に素晴らしく、
当時まだ10代半ばであった染まりやすい私を
すぐに魅了した。

そして、私のよく知っている言葉で
それと同じことをしている吉本ばななさん等
現代の純文学作品にもとにかくハマり、
それらも食い入るように読み漁った。

とにかく、人間の感情を(汚い感情も含め)
当たり前のように繊細に、かつ正確に
文章に書き起こせるということは
本当にすごいことだと思う。

それこそ、才能だなと。

感情を誰にでも分かるように言葉にできて、
しかも人の心を動かすって、
凡人にはできないと思うから。

5.古いもの


古いものが好き。
本でも食器でも、家でも、何でも。

やっぱり私は、新しいものより
「歴史の乗っているもの」が好きなんだよな。

新しくできたカフェ、新しいお店も好きだけど
それよりもやっぱり昔からある喫茶店や
昔からそこにある建物に
すーっと吸い寄せられていってしまう。

歴史があるということは、不思議な魔力がある。

時にはピカピカにリニューアルされた新しさが
救いになることもあるけれど、
私にとっては濃厚な土地の記憶を持つ、
歳月の蓄積された場所が必要なんだよね。

そういう場所に潜り込んで
ひっそりをひとときを過ごすことが
大人になった私にとっての喜びであり、
忙しない日々の休息時間でもある。

人生の一次待避所、とでも言うのだろうか。

だからこそ、
古い建物や古い喫茶店には
なるべく長く残っていて欲しい。

都市部であったとしても、
大人のためのそういう「隙間」を
残しておいて欲しいのです。

お気に入りの古き良き喫茶店たち


6.犬


犬こそ人生における相棒。

愛犬がいます。

とにかく大好き。
可愛すぎて、何でもしてあげられる。

彼女が死ぬなら、私も共に死にたいくらい。

歴代の愛犬たちもそうだったけれど、
ここまで信じ合える関係ってそうそうないし、
動物と心を通わせられるって
本当に素晴らしいことだなあと日々実感中。

日本語を話せなくても、
何を言ってるかしっかり分かるところも
本当に愛おしい。笑

やっぱり相棒だなあ。

これからもしばらくは、
犬の快適な生活ために一生懸命働きます!

眠る犬を膝に乗せる幸せ
先代犬もずっと可愛い


以上、私の好きなものの回でした。

おわり。

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