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noteで出会ったHSPという言葉


HSPという言葉をさいきん知りました。
noteで「この方の文章すてき。わかる。」と思う方のプロフィールに書かれていたHSPの文字。

なんだろう?と思いました。
そして、私をスキしてくれた方にもその文字が。

そして、次男の幼稚園からもらうPTA新聞にかかれていたのは「HSC気質をもつ子どもとの向き合い方について」


こんなに立て続けに目にしたので、調べてみました。
HSPとは繊細な気質をもつ人のことで、HSCは繊細な気質の子どもという意味のようです。
P=person   C=child と区別されているようですね。


そして、私は繊細さんのための本というものを本屋さんで見かけたことを思い出しました。
実は、その本のタイトルを見たときに「あ、これは私のこと?」と思ったのを覚えています。


でも、あんまりメンタルが元気ではなかったとき、そういう本、いわゆる向き合い方、付き合い方、対処法、というものをインプットしすぎるのがよくないと思っていて、読もうとは思いませんでした。



でも、今回は自分が繊細気質なのかどうか調べてはっきりさせよう!と思い、ネットで出来る診断みたいなものを試してみました。



結果は、繊細ではありませんでした。
あれ?私、自分では繊細さんだと思っていたのにな、と少しびっくりしました。
でも、病気ではないので、きっちりと診断がくだされるわけでもないのですが。


HSPを判断する4つの指針があります。
D(深さ)深く物事を考える
O(過剰な刺激)音やにおい、味覚が敏感で過剰な刺激をうけやすい
E(共感、感情)共感力が高く、感情の反応が強い
S(微妙な、ささいな)かすかな変化にも気づく


そのうち全部ではなく一部分しか当てはまらないからかなと思いました。
ちょっと自己診断ではなんともという感じです。


しかし、この診断項目をみて、うちの子ども達にもいくつか当てはまっていると思いました。


長男はO(過剰な刺激)が強いです。
食べ物全般、いつもと違うメーカーだとすぐ気づきます。食パンに塗るバターをいつもと違うものにしただけ、それだけで嫌がります。
芳香剤もダメで、花のにおいを強く感じるみたい。
また、マスクの素材にも強いこだわりがありますが、このせいだったのかな。


次男はD(深さ)O(過剰な刺激)S(微妙な、ささいな)が当てはまっているかな。
特に物事を深く考えてしまうなあと感じています。
おやつを食べるときに、明日の心配をしてしまったり。
「これを食べると明日の分がなくなっちゃう。」と悲しんだり。
どうして、そんなにややこしく考えるのだろうと思っていましたが、少しわかった気がしました。

またS(微妙な)もよくあります。
乱雑においてあったものを動かすと、変わってると怒ったり。
お遊戯会で、夫のスマホで動画を撮っていたら、私のスマホカバーと色が違うので、踊り終わった後に「スマホ変えた?」と言われたり。
どんな視野だと思いましたが、そういうことだったのかと。


こういう気質のことを知らなかったら、過敏に反応することに対して「気にすぎ!」「怖がりなんだ。」「もっと簡単に考えなよ。」と言い放ってしまいそうです。


実際、私は次男に「もっとシンプルに考えたらいいんだよ。」って言ってきました。
でも、それは生まれ持った性質だったんだなと思うと、申し訳ない気持ちです。


だって、本人にもどうしようもないことだったんだもんね。
きっと、「できることならシンプルに考えたいよ」と言いたかったのかもしれない。
わかっていたら、また違う声のかけ方があったのかなあなんて思います。


そして、私がHSPと自覚しておられる方の文章に惹かれるのは、きっとその方の深い考え方や繊細な視点、そして高い共感力があるからこその感情の動きに引きつけられるのだとわかりました。


そしてnoteというsnsの場所では、心の内を書かれている方がたくさんいるので、相性がいいのかなとも思いました。


きっと、たくさんわかる、たくさん見えるからこその辛さ、苦しさ。
それと、同じくらい、美しいものを見て、感動して涙している。
だから、とても繊細なんだと思います。


そして、わたしにもすこし繊細な部分があるから、強く共感してしまうのかもしれないとも思います。







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