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はたらくって誰かのため?



はたらくってなんだろう?と考えたら、働き方に正解はないよねって思いました。

はたらくことが=お金を得ることと考えたら、はたらきかたっていっぱいあるし、選択肢もさまざまです。



よく「宝くじが当たったらどうする?」の答えに「仕事辞める!」みたいなやりとりがあります。
じゃあ、お金がたくさんあったら、人は働かないのかな?というと、そんな単純なことじゃないと思います。




私は、自分が専業主婦になって一番つらいのは社会との関わりがないと感じていたことなのです。
私は誰の役にも立っていない。
私がいなくても、この世界はきれいに回っている。
働いてないなら、生きてる価値なんてない。
そんな感覚になってしまうことがあったからなのです。


私は学生時代に喫茶店でアルバイトをしていました。
ひとり暮らしをはじめて、近所にある商店街の中の喫茶店で働きました。
お店の窓をふいている時、商店街なので、たくさんの人が通ります。

私は、教えられたわけではないけれど、通る人たちに笑顔で挨拶をしていました。
それから、数日たった時、おばあさんに声をかけられました。


「あなたのあいさつで、毎日げんきをもらっているよ。お仕事がんばってね!」と言われました。
その言葉が、私のなかにずっと残っています。
そのおばあさんは、喫茶店のお客様ではないのに。
私のあいさつだけで元気になれるなんて。
そして、そのことをわざわざ伝えてくれるなんて。



どんな仕事でも、かならず誰かの役に立っています。
もっというと、本当は生きているだけで、誰かの役にたっている。


私は、専業主婦で働いていません。
夫が働いてくれるから、生活には困りません。
それでも、働きたいと思っています。


それは、やっぱり誰かの役に立ちたいってことなんだと思う。


家事をして、家族にありがとうと言われても、言われなくても役に立っている。
子どものお世話をして、ありがとうと言われても、言われなくても役に立っている。
その事を、感じれていなかった時は、何かしなければ。
何かに属さなければと思っていました。



世の中の、誰かがするなにかは、ぜったい誰かの役に立っている。
それが、褒められなくても、目立つことではなくても。

そして、「自分が役に立てている」という感覚が、人が生きる原動力のひとつなんじゃないかと思うのです。

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