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人と出逢う旅 喜界島編 ~奄美群島アイランドホッピング~

喜界島

私の中で喜界島って有名な場所だと思っていたのだけれど、意外と知らない人が多い島みたい

https://goontoamami.jp/kikai/より

喜界島は、奄美大島の東にある島。島の大半が隆起サンゴ礁できている。主な産業は農業でサトウキビ、ゴマの産地として有名です。島内はオオゴマダラやアサギマダラなどの蝶も来るそうで、「蝶に超注意」という看板があるほど。

喜界島は、フェリーの関係でとっても短い時間しかいれないことに…

1日目の夜についてそのまま就寝
2日目は1日過ごし、
次の日の早朝4時には出発

という堪能時間約24時間ほどの鬼スケジュールを敢行

…というわけで、奄美大島を20時過ぎに出て、フェリーに揺られること2時間
着いたのは22時半

その日は運悪く、到着した夜は強風とどしゃぶり…
疲労困憊のまま気絶するように就寝…

次の日は、連日の疲れが出てしまい、2人とも午前中は宿でダウン…
天気も悪く、レンタカーを借りておらず足もないので宿の外に出るのもなーという日だった。

急に悩みだす…

天気が悪いのも影響してか、ひとりで近くの場所にお土産を買いにとぼとぼ歩いていたらもやもや…

空き家の多いブルーオーシャン徳之島がいいのか、何となく気になる沖永良部島がいいのか…奄美群島以外も見たほうがいいのか…

そもそもゲストハウスの需要や仕事としてできる見込みはどれほどなのか…
私に向いているのってゲストハウス運営なの…?
このまま新卒捨てていいのかな?どうしたら正解なんだろうか?

やりたいことで生きていきたいけど生きていけるの?

島での競合がないってことは、そこでやるメリットがないとこかじゃないの?

答えの出ないことを考えて旅の中で1番メンタルが死んでいた時間…

でも喜界島の人に出会ったらそんなことも一旦忘れて楽しかった!

喜界島での出会い

喜界島では、最年少 現地域おこし協力隊のもえちゃんと夜に会う約束をしていて、それ以外は何も決まっていなかった。

もえちゃんから 同じく地域おこし協力隊の方のところに行ってみたら会えるかもよーと言われて、アポなしで尋ねてみた笑

アポなしで会いに行った方がまさかの谷川さん!
実は、徳之島の大保さんから「喜界島に行ったらこの人に会え!めっちゃ良い人だから!」と言われていた人だった!

もえちゃんの話と大保さんの話が全く繋がっていなかったから同じ方でびっくり!&話と現実がつながってすっきり!笑

谷川さんは、HOWBEという、喜界島の高品質な素材を活かした特産品を企画販売している会社をしている方!新しい「喜界島の美味しい」を創る会社。

いただいた「なみうちサイダー」はとっても美味しかったのでオススメです!

谷川さんに「昨日の夜来て、今日の夜もえちゃんと会って、明日の4時には島を出ます…」「レンタカーとか借りていないです」と話したら、

なんと!わざわざ時間を作って1時間半くらい島内を案内してくれましたー!感謝してもしきれない

ガジュマル巨木やサトウキビの1本道などなど、観光スポットに加えて、石垣の残る集落を案内していただいたり、喜界島が「サンゴでできてる!」と分かるような場所に連れて行っていただいたり…

写真も撮ってくれた😭

ただ自分たちで観光するだけでは絶対に分からない知らない場所やものを教えていただきましたー

人に会いに行くと、こういう深めのところまで知れるのが魅力的よねー

喜界島は与論と同じ感じだと思ってたけど、サイズは大きいし、標高は高いし、人はあたたかさそう…!

島1周から帰ってきたあと…
谷川さんが、「2人が泊まっているゲストハウスに同世代の若い男の子2人いない?知り合いなんだけど」「今日の夜飲み会に彼らも誘っていい?」と言われました。

そういえばフェリーも宿も同じだった同世代の男子2人いたなーと…

喜界島で会うアポをとっていたのは、最年少地域おこし協力隊もえちゃんに加え、喜界島移住者の谷川さん、大地さん、さらに男子2人になり、
結局、4人の予定が、7人でのにぎやかな飲み会になりました!

もえちゃんは、先ほども書いたように、高校卒業してすぐに地域おこし協力隊になった人!
史上最年少の地域おこし協力隊!
海士町の高校に留学をしていた子で、その経験を生かして、現在は喜界島で地域おこし協力隊でサンゴ留学のコーディネーターをしているところ!

20歳とは思えないほどに大人びていて、中身は25歳くらいに余裕で感じる!
本人曰く「いつも年上に囲まれているからかなー」と言っていたけど、絶対そうじゃなくて経験からくる大人っぽさだと思ってる!

大地さんは24歳で島移住。
コロナの中で就活し、企業に入社したものの、長くは続けられず。
遊びに行った喜界島で海、人、自然に魅かれ、かっこいい憧れる場所で働いてみたいという気持ちで移住したそう。
「白Tで人生を豊かにする!」と白T芸人をしている!

谷川さんの知り合いでたまたま一緒に飲むことになった男の子2人は、東海くんとやまゆー。

東海くんは、社会人1年目。ライザップでフルリモートで働いている。
東京でシェアハウスもやっていたり、その場ではほとんど聞けなかったけど、まーじでいろんなことを立ち上げてる人!

やまゆーは、カメラ好きが高じて、大学を辞めてプロカメラマンになった人。イケメン高身長男子らしい笑
同い年だけど、今は社会人3年目。同い年で働いているっていう人が周りにいなかったからめちゃくちゃしっかりしてるわ!と思った

2人はTABIPPOに過去所属していて、その活動で喜界島に来ていたそう。
今回はやまゆーが卒業する高3生の写真を撮るために来ていて、東海くんもリモートだしワーケーション的な感じで来たそう。

飲み会で隣にいたやまゆーと話していたら、
「今鳥取の大山ってところに住んでいて、大山面白い人いるしいいところだから来たら?」
「鳥取ワーホリ使ったら交通費の補助出るし、安く滞在できると思うよ」

5月予定決まってないし、海行ったから山もいいかなー、安く滞在できておもろい人に会えるならいいんじゃない?
言われて大山のこと何も知らんけど二つ返事で
「面白そうだから行くわ!」

ということで5月の予定がここで決まった笑


また行きたくなる雰囲気

短い滞在時間だったけど、他の島よりもあたたかいような優しいような雰囲気を感じた。
もえちゃんも大地さんも、谷川さんも同じような穏やかな優しい雰囲気で、そういう人を呼び寄せる島なのか、そういう風に暮らしているとなる島なのかなぁと思った。

11月には蝶がたくさん集まる道があるようで。虫好きとしてはまた行きたいし、今回は時間がなさ過ぎたから次はもっとゆっくり滞在したいなと思えた島でした

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