![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109178695/rectangle_large_type_2_6331725e4196769c5bbba88d2b467fb0.jpg?width=800)
新たな出逢いと気づき~奄美大島で農業ボランティア vol.1~
出発まで
屋久島にいた時にノリで申し込んでしまって空きが出て参加することになった。これでECOFFへの参加は2回目に。
予定をだいぶ前にいれるとその前日とかに行きたくなくなるんだけどそれの盛大なものを拗らせていて、奄美大島コースの始まる前日までずっと気持ちが乗らなくて若干行きたくないなー的な気持ちだった。11人という参加者の多さに乗り気もしなかった…
お金払ったからとりあえず行くかぁーという気持ちで準備してた笑
はじまり
飛行機着陸数分前から機内の窓に張りついて奄美大島を上から眺めてた。
想像以上に海が透き通ってて綺麗で、これぞ南の島という感じにわくわく!
飛行機話降りると東京の3月とは全く違う暖かさ。でも不快ではなくて、優しい暖かさだった。
飛行機降りてすぐにこのポスターがでかでかと貼ってあって、ついに来たーー!世界自然遺産!と気持ちが高ぶった。
もう前日までの行きたくない気持ちはとっくにどっかにいってた
![](https://assets.st-note.com/img/1683526893917-WnJojoK0B5.png?width=800)
受け入れ先の方の迎えが来るまで時間があったのとお腹すいてたので、LINEでメンバーに呼び掛けて、反応してくれた子たちと一緒にご飯食べた。
最初に会ったのが、‘‘かえで‘‘と‘‘ももちゃん‘‘。みんな同じ学年、お互いの大学のこと知ってたり、出身地も近かったから親近感わいた。二人とも優しそうな雰囲気のかわいい子!
でも、二人とも自分からどんどん話してくタイプじゃないのはすぐ気付いたから私が若干無理して、会話繋げたり質問したりしてた笑
この時本当に沈黙が生まれないように頭フル回転してたんだよね
その後、関東組の他のメンバーとも合流して現地世話人の楠田さんとも合流。
楠田さんの第一印象、「うわーすんごい陽気な人だなーいわゆる地元のおっちゃんって感じ」
後々わかるけど印象通りほんとに明るい人で良い人でしたー!
ボランティア中にちゃんと話す機会だったんだけど、奥さんの敬子さんのことを本当に好きなの。夫婦だからそれはそうなんだけど、私達の前でも「敬子ちゃん可愛い」大学生と混ざっても「敬子ちゃんが一番」って言ってるの!
年を重ねると夫婦って冷めるイメージあったからラブラブなのいいなぁって思った。
成長?
note書くためにみんなに最初の私の印象を聞いたんだけど帰ってきた答えが
・仕事できそう
・バリキャリ
・怖そう
・気が強そう
・リーダー気質ある感じ
・人見知りしなさそう
大方間違いではないけど、いいイメージにみえない……
最初の方に私と仲良くなれないと思ったって言われたときは理解できなかったけど、この第一印象の人いたらなかなかに仲良くするハードル高いなって笑っちゃった笑
最初に話してたかえでとももちゃんに、話し回してくれたからめちゃくちゃ友達多そうな人だと思ったって言われたり、第一印象で人見知りしなそうって思ってもらえたってことは、前よりは内弁慶じゃなくなったってことなので成長!だと思うことにした
え?雑草食べるの??
ある日はやまとんと渋谷さん(まるか農園)にボランティアへ行くことになった。
私の行った先の渋谷さんは、東北からの移住者。東日本大震災をきっかけに移住して就農することにしたそうで、奄美大島に落ち着いたとのこと。
ボランティア内容としては、畑に肥料まきとビニールハウス内でパッションフルーツ用の支柱みたいなものをテープでつくることの2つ。
この日は作業中より休憩中の時の方が印象に残ってた。
お昼は、「畑に生えている草(いわゆる雑草)をとってお粥の材料にするよ」って言われた。
「え雑草食べるの?」っていう衝撃はなく、
「うわまじかおもしろそ!」って思った。
私の好きな有川浩さんの「植物図鑑」っていう小説が、身近に生えてる雑草を取り扱ったお話で、それがリアルで起こるんだと思ったからかもしれない。その小説読んだ後に面白くて少し雑草の勉強したから抵抗が全くなかったのかも。
畑を回りながら渋谷さんご夫婦に「これ食べれるよー」とか教えてもらって摘んでいくの楽しかったなー
![](https://assets.st-note.com/img/1690296557132-HaV00mZ0Mj.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690296576910-vyKyVDI9JH.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1690296317391-omUN9Ikelj.png?width=800)
食べた感じえぐみとか苦みとかはなくて普通に葉物野菜とかのお粥を食べてる感じだった。
コンクリ住宅街育ちの私にとって身近なところに食材生えてるの面白れぇー!って思った日だったな
やまとんは「自分でそのへんの草をとって、それを食べるってどこでもできることじゃないじゃんか。旅行雑誌にもそんなツアーみたいなことないし、都会じゃできない、汚いとかいう人もいる。旅行とかインスタ映えするよりも経験をすることに満足感を得るんだなぁって思った。」
やまとんの言う通り、ボランティアで滞在すると観光みたいな表面的なことじゃないもっと深い・面白いとこまで知れるからいいよねー!大満足!
変な人
別の日の作業中、ECOFFベテランのひなちゃんメンバーに言われたことが印象に残ってる。
ひなちゃん「ECOFFに参加している時点で変な人だと思う」
私「なんで?」
ひなちゃん「知らない土地で初めましての人と10日間も共同生活するとかふつうはありえないでしょ!」
私「そっか!私は面白そうってノリで参加してたけどこれってちょっと変なんだ」
無人島行ったときとかは自分って何もないって思ってたけど、大1の春の時点でECOFFめっちゃ行きたいって何の心配もせず思ってたのってある意味行動力があるって考えられるし、意外と私気づいてないだけでいろんなもの持ってる人なのかも!って思えた。
そして出会った人たちはみんな少しづつ変なんだな(褒めてる)、おもしろって思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?