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人生初のフルマラソン

2019年の暮れにnoteを始めました。当方アラフォーに近い30代なのですが、その30代で一番真面目に取り組んだことがランニングでした。10代の頃は陸上部だったけれど、高校の頃は主戦場が400mという長距離とは無縁な人生でした。そんな自分がいかにして走れる距離を伸ばすようになったか、というのを何回かに渡ってお送りしました。

「2020年になってからまとめますね☆」とか言ってたのに、仕事始めでいつもの生活が戻ってきたらすっかり放置気味だったので、さらに記憶が薄まらないうちに人生初のフルマラソンについて語っていきたいと思います。

前の記事でも書いたんですけど、初マラソンとして選んだポイントとして挙げたのが下記4点。

とにかく制限時間が長い大会
自宅(愛知県)から比較的近いところ
確実に走りたいので抽選はNG
コースは平坦なところ

この4つの中で3つだけなら、あの「東京マラソン」も当てはまるのですが、あれは抽選確実なうえに定員の10倍以上応募があるという狭き門。過去2回ほどトライしましたがいずれも0次関門が突破できませんでした。抽選結果の時期になると、「落選報告」がTwitterでほぼ埋め尽くされるというね…。

それはさておき富山マラソン。

2020年からコースが一部変更になりますが、制限時間は初心者にもやさしい7時間。

名古屋からだと、東海北陸道を経由する高速バスでも、特急しらさぎ+北陸新幹線でも、特急しなの+北陸新幹線でも、なんなら富山行きの特急ワイドビューひだでも、所要時間が約4時間。

エントリーはここに挙げた通りもちろん先着順。定員1万人越えなので、一般エントリー日さえ忘れていなければ大丈夫です(ちなみに2019年はエントリー日をすっかり忘れていて、気づいたときには「宿泊権つき出走プラン」に藁にもすがる思いで申し込みました)。

そしてコースで目立つ高低差は、新湊大橋の1か所だけ。おまけにワンウェイコースながら、高岡市、射水市、富山市と、複数の自治体をまたいで走るのと、新湊大橋を渡る前のエイドで、「天むす」と「ますのすし」が振る舞われるのもポイントです。

長い距離を走れるように身体ができあがり、ハーフマラソンでも2時間を切って走ることができるようになり、いろいろと自信をつけてフルマラソンに臨みました。


が。


初めてのフルマラソン、やっぱり思うように走れませんでした。

今思い返せば何ともアホらしいんですが、フルマラソンの前週にハーフマラソン走ってたんです。千葉で。高低差のあるアクアラインを。1時間45分ぐらいで。

1週間大人しく過ごして疲労を抜いたつもりが、全然抜けきっておらず。頑張りすぎたツケがよりによってフルマラソンの30キロ以降に出てしまいまして。足が痙攣をおこし始めてペースダウン。ちょっとジョギングしては足が攣りそうだから歩く、の繰り返し。

序盤は序盤でトイレに駆け込むということもやらかしました。15℃行かない気温の中なのに、薄着で30分ぐらいスタートブロックの中で待っていれば、そりゃトイレだって近くもなりますよね。

おまけに、寒くなったら嫌だなと長袖のウエアを着こんだんです。でも運動すると身体は熱を帯びてくるじゃないですか。熱いのに長袖を着込んでるじゃないですか。ただでさえ汗かきの体質なのに、着こんでしまったせいでいつもより余計に汗をかくという悪循環。これも痙攣の原因の一つだと思ってます。

というわけで、初めてのフルマラソン、「もう走らん!もう走らんこんなとこ!」とまではいかなかったにせよ、ほろ苦い思い出となってしまいました。

思い返せば「ぽっちゃり体系の先輩に負けて」走ることを決意し、初めてのハーフマラソンでもしくじり、初めてのフルマラソンでもしくじる。一連の流れが実に私らしいというかなんというか。

まあ負けっぱなしじゃいられないよね、ということで、次の目標に向かって走り出したのは言うまでもありません(というか富山を走る時点で、次のフルマラソンにエントリー済みだったという…)。

つづく?

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