メンズストリッパー対話コラム⑥シーマ編(試し読み)

あろはろは！
メンズストリップダンサーの朱雀ガラティアです☆

全国津々浦々。
インタビュー記事を連載するにあたり、日本に存在する全てのメンズストリッパーに会うため、朱雀の旅は続く！！！

と意気込みたいところなのですが、あいにく現時点では東京都内の、それも自分のイベントに出演してくれているダンサーの子を集めるので精一杯となっている状況でございました。

んがしかし！

今回、大阪で活動している現役メンズストリッパーのシーマ君を、インタビューすることができました☆

☆祝☆関西勢初登場！！

まぁ、それもうちのメンズストリップイベントBoys' Garden(以下ボイガ)に出てくれているからなんですけど。

細かいことは置いとこう！
本日の対話コラムを早速お届け〜！！

シーマ(左)

※こちらは試し読み記事です。
完全版はコチラ

※今回のインタビューは自粛期間以前に収録したものです。

大阪出身のノンケポールダンサー

朱雀「本日はよろしくお願いします！」

シーマ「お願いしまっす！」

朱雀「ではまず自己紹介を！」

シーマ「はい、どうも、シーマです！ストリッパーとポールダンサーをやってます。あとは、何やろ…」

朱雀「セクシャリティは？」

シーマ「ノンケ…"まだ"ノンケです」

朱雀「ということはこれから開花する可能性もあるということですね！」

シーマ「なきにしもあらず」

朱雀「（笑）。普段はどこで活動しているの？」

シーマ「メインは大阪なんですけど、都内での現場が増えることも現時点で決まっているので、大阪と東京を半々って感じになります！」

朱雀「大阪と東京を股にかけて！」

シーマ「なんか朱雀さんが言うと卑猥やないですか？（笑）」

朱雀「どういうことよ！失礼な！」

女性が楽しめるセクシーコンテンツを目指して

朱雀「そんな活躍中のシーマ君ですが、ストリッパーとしてのモットーとかはありますか？」

シーマ「これからの時代はエンターテイメント業界の波が来るって言われていて、エンタメ部分の底上げだったりとか、新しいことを世に発信していきたいとの思いで日々活動しています」

朱雀「例えば？」

シーマ「これからは、より女性もセクシャルなコンテンツを楽しみやすくなっていくと思うんです。その部分の供給という意味において、皆さんに楽しさを届けていけたらなっていう」

朱雀「なるほど。じゃあ、ポールダンスについても詳しく聞かせて！」

シーマ「基本的にポールって表現が自由なんです。面白いこともカッコいいこともなんでもアリ。その中でどう自分をアピールするかが重要なんです。」

朱雀「ふむふむ」

シーマ「僕は、趣味でコスプレイヤーをしたりもしているので、コスプレでポールを踊ったりとか！」

朱雀「何のコスプレするの！？」

シーマ「最近だと、鬼◯の刃の宇髄◯元とか」

朱雀「最近流行ってるやつだ！」

シーマ「他のダンスと比べて圧倒的に自由度が高いので、その中でも僕にしかできない、誰も真似できないようなスタイルを追求しています」

朱雀「素晴らしい！ポールダンス以外にダンスはやってた？」

シーマ「もともとブレイクダンスをやってました」

朱雀「そうなんだ！」

シーマ「それも、アクロバティックな技を織り混ぜるという面で、ポールダンスに役立ってます！」

朱雀「どんな経験も肥やしになるってことだね！

エンタメのためならなんでも平気(なんでもとは言ってない)

朱雀「じゃあ、ボイガに出ることになったきっかけを！」

シーマ「ある時、東京でのイベントでヨーセーさんと共演する機会があって。メンズストリップのイベントにご招待いただいて。観客として見学に行ったんです」

朱雀「東京でこんなことやってるから見にきなよ〜みたいな」

シーマ「で、いざステージを見たら、お客様たちが本気で心から楽しんでるっていうのを感じて、"こういうエンターテイメントもあるんだ！"って衝撃を受けたんです」

朱雀「お誘いを受けたときは、抵抗なく"出よう"って思えた？」

シーマ「はい！僕自身ノンケなんですけど、エンターテイナーとして生きてるから、お客様を楽しませるのが第一であって、こういう演出、設定、ってなれば同性との絡みも平気なんです」

朱雀「エンタメのためなら身体張れるってことね！」

シーマ「登場人物に入り込んでしまえば、同性とのあれやこれやも心から楽しいんですよ。だってその役の人物は好きでやってるわけだから」

朱雀「役とはいえ、ノンケのシーマがそこまで楽しめちゃう！？」

シーマ「…だからもしかしたら、ノンケじゃないのかもしれないですね（笑）」

朱雀「じゃあその説を信じて生きていきます」

シーマ「（笑）」

シーマが考えるエンターテイナーの最終形

朱雀「実際ボイガに出てみた感想は？」

シーマ「めちゃくちゃ楽しいですね。キャスト同士もめちゃくちゃ仲良くて、いいメンバーなんですよね。だから出演の度に、毎回楽しい思いをさせてもらってます」

朱雀「では今後の展望を教えてください！」

シーマ「僕は一応ノンケですが、ノンケだからこそできるパフォーマンスっていうのを、ストリップという形で掘り下げて、"こういうエンタメもあるんだ"って今度は僕が伝えられる側になりたいなって思ってます」

朱雀「では最後に、メンズストリップを見たことのない人に向けて一言お願いします！」

シーマ「こんなオモロいことないで！」

朱雀「おー、コテコテの関西弁いただきました♡ありがとうございました！」

シーマ「ありがとうございました」

朱雀「ところで、いつ抱いてくれるの？」

シーマ「え？えぇっと…僕の、心の準備ができ次第、ですかね」

朱雀「(これ一生ないやつだ…)」

おわりに

さて、今回は大阪を拠点に活動するノンケセクシーパフォーマー、シーマ君をお迎えしての対話コラムでした。
彼のパフォーマンスに対する熱い思いや今後の展望を聞くと、ビッグになる予感しかしません！
国を動かすレベルのエンターテイメントをぜひ作り上げてほしいですね。
ちなみに朱雀を抱いてくれるのは遠い日になりそうです。トホホ。

シーマ(メンズストリッパー、ポールダンサー)

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