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地域おこし協力隊を気負う前に一人の人として成熟していく覚悟を

須坂市地域おこし協力隊のーすです。
本名:北 直樹(きた なおき)名字から自分で「のーす」と名乗っています。そんな変な地域おこし協力隊です(笑)

今までは徒然なるコーナー・キラビトがメインでしたが、今回からは自分の不器用さを書いていきたいなと思っています。

地域おこし協力隊になり1年が経過

2022年8月1日に着任。そして、1年が経過しました。
36歳で移住し、やりたいこと、やらなければならないこと(家庭を守ることとか)を幾度となく考え、いろんなことを始め、失敗し辞めて、そして実現もしてきました。

そんな夢追い人みたいな生活をしているように見えますが
最近、目立ったり3年後の不安を打ち消すために少しお金にくらんだりしているのか?人間関係がうまくいっていない気がしてきました。
これではせっかく0からのスタートを決意した移住先で全部失ってしまうのでは?そんな気配すらしてきました。自分の存在がいろいろな人の誤解を生んでいるのではないか・・・。

でも、それは大きな「いいわけ」だと気が付いたんです。

そもそも「人」として成熟しているか?

私は今年に入り須坂市で2日間で1万人を呼ぶイベントの主催をさせてもらいました。いきなりイベントを始めた私が、急に目立ったもんですから「お前はなんだ?」となったのも無理はありません。実際にそうなりました。

それよりも大切なことは・・・
・相手のことを真剣に考えて活動していたか?(私が勘違いや不確定なことを伝えたことで迷惑を掛けることを本当に考えたか)
・相手の言葉に甘えて生きていないか?(人を下心で利用していないか?)
・相手に厳しく自分に甘くないか?
・自分を律しているか?
・相手に求める前にこちらに出来ることはもっと無かったか
・相手をもっともっと思いやっていなかったか?
・今までお世話になった人に恩を返せているのか?

たくさんのクレームから感じたことや、私が仕事を受けたことに対する不信感を持つ人、そういう人の気持ちを増長させ、どんな風に仕事をしているのかもっと伝えられなかったのか?

私は、人付き合いが不器用なんだなと改めて思いました。
だからこそ、それを言い訳するのではなく「不器用」と自覚しカバーすることを考えなければならないのです。

思えば協力隊を言い訳にしている

たぶん・・・
協力隊だからこういう動きしか出来ないんだ。
協力隊だからこんな風に人から見られるんだ。
協力隊だからみんながこう期待しているんだ。
と。
そう思って生活してきたのかもしれないです。
掘り返せばそういう感情になったことは沢山あります。

でも協力隊を言い訳にする前に
まず「1人の人としてまだまだ未熟者」なんだということに気が付きました。これが私の1年の総括です。

協力隊だからってスターじゃなくていい

私はスターではないのです。
だから、私らしくもっと私を好きになる活動がしたい。と思いました。

後輩達に愚痴るし、弱さも見せる。でも後輩達には心の底から協力隊を楽しんでほしい。だから、スターにならなくたっていいよと言いたい。

不器用に、自分らしく、楽しく生きようぜと。
地域おこし協力隊の前に1人の人間で、大切なのはまずは人として成長すること。
1年経った私はそう言える先輩になりたいなと思ったのです。

のーす

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