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noteフェスでグラレコ講座を見たので試しにはじめてみたら社内表彰された話

昨年のnoteフェスで、くぼみさんのグラレコ講座を見ました。それがきっかけでグラレコをはじめて、いろいろあって社内表彰まで貰えたので、noteフェスとくぼみさんには足を向けて寝ることができません。

今年もグラレコ講座があるようなので、感謝の気持ちを込めまくって、グラレコをはじめてから社内表彰に至る経緯をお話しします。

昨年拝聴したのはこちら↓

1.noteフェスのグラレコ講座を視聴する

講座は紙とペンを用意して一緒に描いて学べるものでしたが、この時はグラレコをはじめる気はなく、コーヒー片手に眺めていました。

そしてnoteのスタッフさんとくぼみさんの楽しそうな雰囲気にあてられて、講座が終わる頃には買っていました。ポチっ

こちらの本は以下「教科書」と呼びます。

2.さっそく教科書通りに描く準備をしてみる

「はじめての〜」というからにはほんとに0から教えてくれるんでしょうね!?と鼻息荒くページを捲りました。ほんとに0から教えてくれる教科書でした。私と同じくはじめの一歩が苦手なタイプの方におすすめです。

そして教科書に紹介されている「Procreate」を購入。iPadは持っていました。購入時からペン立てに刺さったままだったApple Pencilが準備運動をはじめました。

あと重要なのはこの記事↓

Procreateを立ち上げてみても、正直何が何だかわかりません。キャンバスサイズ、カラーパレットetc、こちらの記事を参考にしました。

最初に紹介されているフィルムも購入して貼りました。ほんとに紙に書いているような感じがします。気に入りました。が、勝手に貼ったので夫には怪訝な顔をされました。素早さを必要とするゲームにはよろしくないので要注意です。(指が滑りづらくなります)

3.描いてみる

教科書140ページ以降に、プロセスやポイントがわかりやすく書かれているのですが、そこをすっ飛ばして描きはじめてしまいました。もう描いてみたかったんです。Splatoonは実践でうまくなったんです。過去の成功体験を引きずるタイプです。

4-1.練習1枚目

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最初から本気で挑むと心が折れそうだったので、大好きなオードリーのオールナイトニッポンを聴きながら描きました。学生時代にオタクを経由しているので絵が漫画っぽいですね。

ペンがふにゃふにゃするし、まとまらないし、レイヤーの使い方もよくわからなくてモヤモヤしましたが、好きなラジオでにやにやしながら描いていたので、楽しく良いスタートを切ることができました。

4-2.練習2枚目

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うわ急にヘタ!…で申し訳ない。
こちらはTakramさんのPodcastを聴いて描いていました。

1枚目を描いた時に色数が多いような気がしたので(今思えばそうでもない)、色は2色だけ、そしてPodcastは一度も止めずに書く!という謎にきつい縛りをして描いていました。グラレコはその場で聞いてその場で描き上げるものだという思い込みがあったんですね。全然そんなことないです。

4-3.練習3枚目

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こちらはDESIGN FMさんのPodcastを聴いて描きました。当時の振り返り↓

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人物を教科書通りの描き方に変えたらグッとそれっぽくなりました。
また聴きながら頭を整理できないのと、操作に慣れなくてすぐ描けないので、横に紙とペンを用意してメモをはじめました。iPadで描く意味とは。

4-4.練習4枚目

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これは自社のイベントを聴いて描きました。

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色数が多いこと、ずーっと気にしてますね!でもこのグラレコが社内で好評だったので、ちょっと調子に乗ります。

4-5.練習5枚目

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またTakramさんのPodcast聴いてますね。更新頻度が高いので、題材を探す手間が省けて良いのです(感謝)。

4枚目の時に文字の下手さに気づいてしまったので、丁寧に文字を書くことを目標にして書いた気がします。文字に気を取られているせいか人物の雑さがすごい。

4-6.練習6枚目

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またTacramさんのPodcastを聴いて描きました。
4枚目で調子に乗ったのがこの辺で効いてきます。どう調子に乗ったかというと、「色数多くてもいけるんじゃない?」と開き直りました(あんなに気にしていたのに)。

色数が多くても美しいグラレコはたくさんあるのですが、私は色選びが苦手なので、やっぱり色の制限をしないときれいに描けませんでした。

記憶が定かではないんですが、6枚目の出来の悪さに落ち込んで、この辺りでやっと教科書140ページ以降をちゃんと読みました。

P159 6-6 聞き方を切り替える
P162 6-7 聞いたことをすぐに書かない

↑ここ必読です。あああなるほど…!と思ったのと同時に気楽に描けるようになりました。

4-7.練習7枚目

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絶対に色数を増やさないという強い意志で臨んだ7枚目。いい感じです。
この時はLIGさんのPodcastを聴きました。ゲームの話でわいわいしていたので、聞くのも書くのも楽しかった記憶があります。

4-8.練習8枚目

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モノクロの描きやすさに目覚めてしまった…。こちらはcowcamoさんのオンラインイベントを聴いて描きました。セブンルールでカウカモ編集長さんも文喫さんも観ていたので、こちらも楽しかったです。

4-9.練習9枚目

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もうモノクロから離れられない!
原研哉さんの低空飛行を聴いて描きました。ほんとうに素敵な番組です。

4-10.練習10枚目

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モノクロの気軽さに体が馴染んでしまいそうだったので、黄色!…やっぱりいい感じに描けませんでした。こちらはたまにデザインFMさんを聴きながら。

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ごめんなさい。。

4-11.練習11枚目

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うわ急にヘタ!(デジャブ)
黄色がダメなら青と思いましたが、難しかったです。ほんと私色のセンスないな泣。こちらはDesignputさんのPodcastでした。見ての通り会話が早くて挫折したんですが、

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かなり勉強になってデザインスプリントの本はポチってしまいました。

4-12.練習12枚目

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しつこいくらいTakramさんのPodcast

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ずっとペンが思い通りの書き味にならないことに悩んでいたのですが、ここでやっと設定を変更して描きやすくなりました(嬉)。

4-13.練習13枚目

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これが紹介できる最後の1枚!自社イベントを聞いて書いたグラレコです。
モノクロ+有彩色というのが個人的に描きやすいことに気づいたので、この感じで描いていくことにしました。

5.仕事をもらう

先に紹介した練習グラレコを終えたくらいに、たまたま職場で「誰かイベントのグラレコ描ける人いる〜?」という呼びかけがありました。しかも

・練習レベルでもOK
・リアルタイムに描けなくても良い
・録画の提供あり

という好条件。運良く他に立候補がなかったためグラレコ担当のポジションをGETし、8回分のグラレコを描きました。
社外秘なので紹介できませんが、今まで自分の中だけだったものが第三者の評価や意見を貰えたことで、大変貴重な機会になりました。

6.表彰される

めでたい。

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以上が「noteフェスでグラレコ講座を見たので試しにはじめてみたら社内表彰された話」です。

noteフェスさん、くぼみさん、素敵なきっかけをありがとうございました!


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