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【雑記】ダッシュボードめっちゃ見ちゃう癖にモヤっていたら、ある漫画に救われた話

 最近、書いたものを、noteに投稿するようになった。

 書くことが楽しい!自分の考えが整理されて、自分に対する理解が深まって、ちょっと生きやすくなっている気がする。

 そんな気持ちで書き続けているのに、やめられてないことがある。

noteのダッシュボード、めっちゃ見ちゃう!!

 
 noteダッシュボードでは、以下の値を見ることができる。
 自分の投稿に対する通信簿のようなものだ。
 (という私の前提が、まずいのかもしれないけど)

1.アクセス状況
自分のノートの閲覧数、コメント数、スキ数を記事ごとや特定の期間ごとに確認できます。

2.売上管理
noteでの売上や、未振込の売上を確認できます。

3.振込履歴
noteで得た売上のうち、振込を依頼したものに関する情報を確認できます。

4.購入者一覧
自分のノートを購入したユーザーを確認できます。

【note記事】ダッシュボードとは?
実際の画面。こんな感じ(2024年6月27日にスクショ)


 これを1日に5回以上は見てしまう。つまり、1日あたりの投稿数を上回る回数、確認してしまう。
 自分でも、書いたことを淡々とアップするだけで満足すればいいのと思う。それでも、他人の評価ばかり気にしてしまう。

 この”〜してしまう”の連続。
 自分で選んだ行動のはずなのに、そういう実感がない。この状態は、なんだ。おならするときと、似てる。 

 「別に見たいなら見ればいいじゃん」
 「やりたくてやっているんでしょ」

 これは半分あたりで、半分はずれだ。 
 なぜなら、

止めてくれる人がいるなら、誰か私を止めてくれ!!

 
 という気持ちだから。
 おならするときと似ている(2回目)。

 他人の評価は気になるけど、全然、私、望んでないの!
 だって、、、


いえーい!書くの楽しい!の時間が短く、すぐBAD入っちゃう!!!

 
 BAD入っちゃう。

 入りたきゃ、入れという感じかもしれない。
 でも、楽しみが、趣味が、どんどん億劫になるのだ。

 私の場合、

  1. noteで感想を書き始める

  2. 書き切ったぞ\(^o^)/楽しい\(^o^)/

  3. noteのダッシュボードをクリックする

  4. ダッシュボードを見る

  5. 落ち込む

  6. 下書きを消す

  7. 不貞寝する(BAD!!)

の繰り返し。
楽しい\(^o^)/の先に、不貞寝があるので、趣味が億劫になり、楽しみが減っているパターンに気がついてきた。

 「noteで生計立てているわけじゃないのに、気にしている私は馬鹿なんじゃなかろうか」
 「集中力足りないから、こうなるのでは?」

 と頭の中の声がうるさくて、胃の調子が悪くなる。


 ここまで書いてみると、なんで3を選ぶのか、自分でも本当に不思議だ。

 心の奥底から選んでいるわけではなく、自然とやってしまう。
 誰か、俺を止めてくれ、、、


 ”ダッシュボードを見ちゃう”を違う言葉に変換すると、
 ”他人の評価を確認してからじゃないと、次の作業に移れない”だと思った。

 この文章、アップして大丈夫?
 意味わからない文章になってない?

 そればかり気にしすぎて、動かなくなるのは、趣味だけでなく、仕事でもよくあったので、まあいいか、いつもの光景か。とも思っていた。

 

 と、ここまで考えたのはいいものの、自分の何を治すべきなのか、よくわからなかった。
 だから、自分の中にこの癖を置いたままにした。ポンッ

 それに、この話は、誰とも共有しなかった。だって、他人からのリアクションも決まり切っているし。

 「やりたいなら、気にせずやりなよ〜笑」
 「考えすぎ〜笑」

(こういう時、心の中の他人の声には、必ず”笑”がつくのなんでだろう)


突然だけど、友人から漫画を勧められたぞ!!


 久しぶりに会った友人と雑談していたら、漫画を勧められた。

 「なんて言っていいかわからないけど、すごくいい」
 と言われて勧められたのは、この漫画↓

勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの小林。ある日彼のクラスに変わり者の宇野が転校してくる。小林が先輩から怪しいバイトに誘われているところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに2人の距離は縮む。宇野のことを知れば知るほど彼の生き方に惹かれ、自分も変わろうと行動する小林だったが…。「普通」ができない正反対の2人がそれぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。

Amazonのページより 

 私は、世の中にある”奮闘”と”友情”は疑うことにしているので、あらすじを読んで、一旦スルーしてしまった。

 1ヶ月経った。 

 また、おすすめしてくれた友人と会う約束があったので、読むことにした。


 

読んだ!うわーーーーー!!


 落ち込んだり辛くなる前に、自分がまだやっていないことに気づけたぞ!!


 漫画の中の登場人物は、みんな苦手やできないことが多かったりする。
 その度、できないしな〜で流しちゃう人もいれば、できないことに無自覚な人もいる。

 その中で、主人公である”変わり者”の宇野ちゃんの対処は、少し異質だ。

 〇〇したいけど、△△しちゃう!癖については、”してもいい場合”と”ガマンする時”にストイックなほど整理して、アクションを事前に決めている。 

 私がよくやりがちな「はいはい、私が悪いってことでしょ」というスーパーイージー自責モードだけにとどまらず、以下を着実に行なっている。
 1. 不快なケースの明確化
 2. ケースごとの対処法の検討・決定
 3. 2の内容をノートに記録

 実生活であるほど、これをやるのは難しいのではなかろうか。
 なぜなら、多くの人は反射的に判断しており、暗黙知化しやすいからだ。
 つまり、多くの人の場合、「なぜできるか」も曖昧だ。だから、”できる人”は、”できていない人”を見ると、その訳を質問攻めしたり、”できない人”の意思の弱さを指摘したりするのだろう。

 

 そして、一巻の途中では、宇野ちゃんがその異質な対処をしている理由の断片が明かされる。

「わからないことがある時は一人で宇宙に浮いているみたいです」

「でも僕は宇宙を歩きたい!」
 

 宇野ちゃんは、”できない”を自覚して、”できる”までの方法を考え続けている。
 私は、最近、それをサボっていたことに気がついた。
 (スーパーイージー自責モードには、よくなるよ( ✌︎'ω')✌︎)


 今、私は割と多くの人と関わりながら、生活している。
 今まで、その中で楽しいことも嫌なことも、半分半分くらいあった。
 すごく幸せなことだ。

 でも、嫌なことを避けるため、私は自分の気持ちよりも、他人の評価を気にする奴になっていたのではないか。
 そんなことに気づいた。

 仕事や学校は、自分の体の外の”他人の評価”を間に受けまくる環境だ。
 私よ、そこに過剰適用しすぎてはいないか。

 迷惑かけるのも、ダメなのも、頭悪そうな文章になるのも、全部全部恥ずかしいのが、私だ。
 私よ、それに負けて、楽しさを捨ててはいないかね。

 と少しずつボワボワと元気が出てきた。

 ちなみに、漫画を読んで以降、私のダッシュボードを見る癖は全然治ってない。
 でも、今は見ても、ふーん、そりゃ記事をアップしてないもんねーって感じだ。

 やったね。




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