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オットを嫌いになるまで④

あ~しんどいな~
でもまあなんとかやってるしな。

となんとなく過ごしていた。

ある日、体調が悪く、「ごめん、今日はご飯作れないわ」といって横になると、
さっきまで元気だったオットが「オレも…」といって横になった。

は?

察した。この人ご飯作りたくないんやわ。

この時に、
私が倒れた時に看病してくれる人っはいない、と、大げさだけどそこまで考えた。

良い機会だと思い次の日に、
「家事の分担について」話し合いをした。

私「今は私がほとんど家事をしている。正直しんどいし、同じ時間働いているのに不公平だとおもう」
そんな感じで話したと思う。

すると
オット「そうやな。でもやってあげよう、と思わへんの?」と衝撃の発言。
私のこと母親と勘違いしてる?
あんたは私に対して「やってあげようと思わへんの?」と聞きたかった。(びっくりしすぎて言葉を失った)

私「何ができるの?」と聞いても
オット「うん」

から話が一向に進まないので、もうこの日はやめ、話し合いやめ。
私は友人の家へ。
すると数時間後に夫から連絡。
なにか考えてくれたのかと思い、ラインを開いたら
「○〇駅の近くでビアガーデンやってる!おいでよ~」だった。

その後も話し合いが進むことはない。
こちらから話さないと進まないこともわかっていたが、もうお手上げ。

あともう一つ、このころから違和感を感じていたことがあった。
それは義母。

義母とは仲良くやっていたし、義母は一人暮らしだったので寂しくないようにと、ランチに誘ったりもしていた。映画も行った。
義母はオット(義母からすると息子ですね)の話になると
「あの子は優しいから」
「あの子は本当に気が利くから」
と言っていた。

最初は「そうですね~」と返していたが、
だんだん「そうか?」と思うようになっていた。

オットが義母に対して気を遣っていたのは知っているので、そう思うのは当然っちゃあ当然だったのかも。
本音で話したことないと言っていたし、喧嘩もしたことないと言っていた。

「いい子過ぎて反抗期がなかったの」と自慢げに話していたが、本音で話してもらってなかっただけなのかもしれない。

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