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有料noteが全然売れなかった私に届いたギフト

ほぼ初となる有料noteを書いてみた。

でも、全然売れない。

スマホのホームボタンにあるnoteのアプリを何度も確認してしまう。

誰かが買ってくれたかな。
「いいね」は押してくれたかな。

期待を込めてアプリボタンを押すが、通知を示すベルマークは静かなまま。赤い数字のアイコンはもちろん、つかない。

「いいね」もいつもより少ないってことは、無料の部分にも満足してもらえなかったのかな。

何がいけなかったんだろう。

長すぎた?
当たり前のことを書きすぎ?
内容が重い?
興味ない?
そんなこと思う人いない?
告知が足りない?
ハッシュタグを間違えた?


公開してから、四六時中、ずーっと考えているけどわからない。もう恥ずかしいし、消してしまおうか。

だけど、想いを込めて文章を書いたのは確か。

誰かに読んでほしい。届いてほしい。何か感じるものがあるのか、何もないのかを知りたい。

そう思って、私がとった方法は有料記事をプレゼントすること。

有料なのに、プレゼントするなんて、だったら最初から無料で書けばいいじゃん!とツッコミが入りそうだが、お金目的でこの記事を書いたわけじゃない。

それよりも、誰にも読まれないまま放置して、このまま書きたい気持ちが萎んでしまうことの方が怖かった。

だから私の有料記事を初めて買ってくれたフォロワーさんに連絡をして、記事をプレゼントした。喜んで受け取ってくれた彼女はこんなDMをくれた。


そして、こんな感想も届けてくれた。

「子供のせいで
思うように動けない」
とか、
「あの人は楽しそうでいいなぁ、
私は何もできないから」
とか。
一度はそう思ったことがある方も
多いのではないでしょうか。

こんなふうに
誰かと比較したり、
誰かや何かのせいにして
自分の人生を楽しめていない。
そんな時に
やさしく背中を押してくれます。

そんな共感もあり、
その後の展開に
夢中になって読み進めました。
作者の実体験が
素直に
丁寧に書かれていて、
心に響きました。





嬉しかった。ただただ、嬉しかった。

ちゃんと受け取ってくれる人がいた。誰にも届かないと思ったけど、書いてよかったと思った。


そして、嬉しい出来事はまだ続いた。


X(旧twitter)初心者の私は、まだXがある日常が馴染んでいなくて、ついアプリを開けるのを忘れてしまう。その日はまだXをチェックしてなかったと思い、昼過ぎに仕事を終え、空腹を告げるお腹の振動を感じながら、車に乗り込んで、Xのアプリをタップした。ずっと晴天続きの週だったのに、この日は雨が降っていた。

Xを開くと、Xを始める理由&有料noteを書くきっかけになった方が、私のつぶやきをrepostしてくれていた。

しかも、コメント付きで。



駐車場を出るために車のアクセルを踏む。フロントガラスを絶え間なく濡らす雨をワイパーが左右に拭ってくれる。でも視界はぼやけたまま。最近、涙もろいのは年齢のせいなのだろうか。


一歩ずつ進もう。



「子どもを産んで後悔したと思ったら」なんて、重苦しくて目を背けたくなるテーマだ。誰にでも受け入れられる内容ではないと思う。私だって思い出したくない感情だった。

読んでくれる人は限られるはず。だから有料で書こうと思った。冒頭で「お金目的でこの記事を書いたわけじゃない」と言ったのはそのため。

たくさんの人じゃなくても、必要な人に届いてほしい。そう思って書いたのであれば、当初の目的は達成したのかもしれない。

今現在、苦しさを口に出せない人や、過去にそんなふうに思ってしまったことで罪悪感を覚えている人、目の前のことに一生懸命になりすぎて自分を労る余裕のない人の気持ちが、少しでも和らいだらいいなと思って書いたのだから。

ひとりじゃないよって。

少しだけ、視線をあげてみようよって。


ハイチーズって、笑顔を作るいい言葉。




私は何かの専門家でも、素晴らしい育児をしているわけでもない。宿題に時間がかかる子どもにイラつくし、「さっきも言ったじゃん!」と同じことを繰り返させる日常にため息をつくことも多々ある。どこにでもいる、ごく平凡な主婦だ。

もしかしたら、側から見たら楽しそうに、幸せそうに過ごしているように見えるかもしれない。でも、それだけじゃない。

浜崎あゆみの「appears」じゃないけど、他の人は、まるで全てのことがうまくいっているように見える。でもホントウのところなんて、自分にしかわからない。

だからそういう、普段人には気軽に話せなくて隠している内面を描いて

そう思っている/思っていたのって、私だけじゃないんだ

って気づいてほしい。そう思って書きました。

簡単だけど、個人的にはすごくタメになったワークも記事内でシェアしているので、もしよかったら、読んでみてくださいね。

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