保留の関係を考える
保留の関係って聞いたら、どんなイメージを持ちますか?
なんとなくネガティブ。
どっちつかず。
え…不倫?みたいな(笑)
あまりよろしくない、不健康なイメージを持つかもしれません。
わたしもこの言葉だけをポーンと聞いたら、そんな不健全な想像を膨らませるかもしれませんが、とあるインタビューを聞いて、保留の関係っていいのかも…と思い直しました。
そのインタビューはsentenceという書くを楽しむライティングコミュニティで拝聴したもの。
この回は3人のインタビュアーが
同じ人に、同じ内容で、それぞれ別の日にインタビューをするという企画。
同じ内容を聞くというのでも、インタビューの仕方は面白いくらい全然違う。導入、話のテンポ、質問の仕方、雰囲気、話の引き出し方etc...こんなにいろんなやり方があるんだ!とこれからインタビューをしていきたいと思っているわたしには、とっても学びが多かった。
インタビューを受けた木村さんはある話の流れで、めっちゃ仲の良い人が3人いるよりも、保留の関係の人が100人いた方がいいんじゃないかって話をしていた。
保留の関係は、言い換えると友人や知り合いだけども、今はあまり連絡を取っていない人。
線は繋がってるし、スクロールした連絡先にはいるけど、頻繁に連絡をとるでもない。
とっても仲のいい人は、自分を支えてくれる頼もしい存在だけど、一歩間違うと依存になってしまう。
依存は嫉妬やヤキモチといった、余計な感情を生み出す。
なんであの人にはするのに、わたしにはしてくれないのか。
相手を特別視してるからこそ、見返りを求めてしまう。
自分の中でそういう感情に出会ったとき、自分自身にめんどくささを感じる。
うわぁ、こんなことに負の感情を覚える自分って、ミジンコみたいにちっさな容量のキャパなのか…と凹む。
なんでも話し合える人、気の合う人が、少しだけ居ればいいと思ってたけど、もしかしたらそれは危険なのかもしれない。
余計な感情を入れずに心地の良い相手とフラットに過ごせれば、それが一番快適なのかもしれないけど。
保留の関係。考えさせるワードです。
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