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イイトコさがしマガジンvol.2 再燃したメキシコ愛

こんにちは。イイトコさがしマガジンel viajeのchihiroです。

vol.2にてご紹介したいのは、メキシコファッション研究家の
@miho.colorfulmexicoさん。instagramのアカウントです◎

わたしの日常に、彩りを与えてくれた人です。


パワフル6歳児とイヤイヤ期2才児の子育て&
パートタイマーのお仕事&
日々の家事。。。

子どもたちはかわいいし、成長していく様子を見られるのは
なにものにも代えがたい時間ですが、
ふと、同じことの繰り返し
のように感じてしまうことがあります。

まっすぐ続く道路のように、先が見えてしまっているような
変な不安感。


そんなある日、目に飛び込んできた
鮮やかな花とガイコツの置物のFBの広告。

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普段、なんか怪しそう
と思ってそういうのはあまり見ないのですが(笑)
あまりの写真のキレイさとインパクト
(メキシコの死者の日の花なので、アメリカンマリーゴールドの花びらかな。
ピクサー映画リメンバーミーに出てくるオレンジ色の花です)


「無料メキシコ電子マガジン」の文字にアンテナがピピッと動いてしまって
メールアドレスを登録。

そして届いた電子マガジン「COLORFUL MEXICO」


こういうのが読みたかったんだ!
そう思いました。

まず、共感したのが「かわいいって比較するものじゃないんだな」という一文。


とにかく周りと比較をしてしまうわたし。

新卒で入社した機械メーカーで配属された経理部。
自ら望んだはずなのに、あまりの理解の遅さと実務に落とし込めない自分が
情けなくて、落ち込む毎日。
迷惑をかける先輩や上司に申し訳なさでいっぱい。
周りのデキる同期たちが、羨ましくて、どうしたらわたしもあんな風になれるかと
よく泣いた日々でした。

そんなわたしだけど
「chihiroさんが居たから、経理部が身近に感じられたよ」とか
「今まで近寄りがたい部署だったけど、あなたがいると来やすいよ」
言ってくれる人たちもいて
わたしを認めてくれる
救ってくれる言葉をかけてくれる方々いました。

人と比較しても仕方ない。
わたしはわたしのやるべきこと、できることを全力でやろう。
そう思ったのでした。


だから、かわいいも一緒。
自分をかわいいと思うのは、恥ずかしいことじゃない。

「かわいいね」って言ってくれたら、素直にありがとうと言えばいい。
「そんなことないよ」っていうのは
自分だけでなく、相手も否定することになっちゃうから。


そして自分がかわいいと思うモノたちは、元気をくれる。

慌ただしく過ぎていく日々に、自信を失うこともある。
だけど、そんなときに、メキシコの温かい手仕事や鮮やかな色使いは、安心や元気をくれる。


そんな風に綴っているmihoさんに、とても共感したのでした。


マガジンで目に留まったのはカゴバッグ。
久々に心拍数が上がるのを感じました。
かわいい!欲しい!って思ったときに感じる、あのときめき。
持ち手が革であることやころんとした丸っこさも、わたし好みでした。

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さらに読み進めると、裏表紙に
修士論文「メキシコ・マヤ原住民文化の商業化とエシカルビジネス」執筆
と書いてありました。


この人からなら、信頼して購入できそう。
そう思った一文でした。


学生時代にフェアトレードを知ったわたし。
機械メーカーの次に働いたのは、フェアトレードのお店。
だから、海外の品々を買うときには、ついつい気にしてしまうポイント。

それを修士論文まで書いて研究された方なら
まっすぐな強い想いを持ってこの電子マガジンを作ったんだろうな
そう想像できました。


そして、思い切ってメールしてみたことから、お付き合いが始まりました。

クリックひとつでモノが買える時代。
安価な大量生産のモノが溢れている。

「消費」

わたしも消費者であるけれど、ただの消費者にはなりたくない。

自分が選び、自分を囲むモノたちは、自分自身の生き方を表す。
そう思います。

わたしがmihoさんから買いたいと思うのは
添えられるエピソードが、モノを特別な存在にしてくれるから。
わたしは直接作った人の顔は見えないけど、それをバトンのように
繋いでくれる存在がmihoさんだから。

モノには温度があると思います。
それは、作られた背景だったり、売られていた状況だったり
添えられた手紙だったり。

そのひとつひとつが、温かみを持って届いたとき
何よりのプレゼントだなと思うのです。

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きっとこのヤシの葉のカゴバッグは
これから先もずっと
わたしの近くに居てくれることでしょう。

そして
いつか
このバッグが作られた
オアハカ州へ
再びいくことを願っています。

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