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ラーメンズ・小林賢太郎との出会い(1377字)

初めてのnoteに小林賢太郎様は師だ、なんて書いたものの、"歴"はとても浅いです。大きいこと書きすぎました。

ただ、師という言葉を使ったのはそれなりに意図したところがあります。ファンとは少し違うんです。それはまた最後に。

自分語りを交えて書いていきます。


小学時代

小学生、物心ついたときにはYouTubeに夢中でした。ボカロやらカゲプロやら"如何にも"なルートを辿る中で、同世代の間じゅうでわーっと流行ったものがありました。

「千葉!滋賀!佐賀!」のAA、Flash動画。

実は世代は一致しないんですが、うごメモやYouTubeにのめり込んでいたのでニコ動・Flash黄金期のことは自然と知っていきました。

今思えば、その時点でラーメンズの笑いに触れていたんだなと感慨深いです。

中学時代

ニコ動大好きサブカルキッズ。え、今も?
それは言わないお約束…。
私はゲーム実況やソシャゲにハマって順調にオタクをしていました。
一方で既に賢太郎さんのステージ上の姿は減ってきていたようです。

高校時代

環境を変えようと美術部とコーラス部を兼部。課題研究やら委員活動やらと忙しい日々を送る中で、がっつりオタ活をすることは減っていきました。
加えて受験勉強。今思っても毎日ギリギリでした。ギリギリジンジン。

高2の夏、東京五輪。
例の一件で初めてはっきりとその名を見聞きしました。ですが、当時の私はその事の重さを知る由もありませんでした。
Twitterでトレンドがそれ1色になって、初めて知りました。

千葉!滋賀!佐賀!の音源ってこの人たちだったんだ!

どこかで聞いたことがあったラーメンズというコンビと過去の思い出が重なった!!
呑気に小中の青春を懐古して、気づけばもう受験生。それもこれも、自然と忘れていきました。

高3の冬、推薦入試に落ちた。
目一杯準備して、落ちた。
悔しくて悔しくて、現実逃避にまたYouTubeにのめり込みました。近い周囲の声を遮断しながら無心でいろんな動画を見ました。

そこで何故か『採集』の動画に行き着きました。

確かに、荒んだ心が弾んだのを感じました。
じわじわとした恐怖感、没入感、コミカルさ…一目で虜でした。
実質的には、そこが私の出会いだったのだと思います。

そして今に至ります。
本当に、私にとって貴重な出会いのひとつです。公式で動画をアップしてくださっていることには感謝してもしきれません。

師と呼びたくなる魅力

では、ファンと名乗りたくないのは、推しと呼びたくないのは、何故か。

私としてはもう、彼の作品を辿っていくのは偉人の伝記を読むような感覚だからです。
ヘレン・ケラーの伝記を何十回も読んでいたとしても、ヘレン・ケラーのファンです!とは言わない、みたいなものでしょうか。

ともかく。作品に如実に映る思想の変遷や表現の広がりを味わうのが、彼の人生を観ることなんじゃないかと思っています。

勿論まだまだこれからも表現の世界に親しんでくださると信じています。
だから、これからも何らかの形でそれに触れることができるというのが唯一の救いです。

そりゃあまぁ、奇跡の復活!なんてことがあれば夢のようですが…胸にしまっておきます。

最後に、先月上がっていた仁さんのインタビュー記事を貼っておきます。"小林賢太郎業"、"片桐仁業"。素敵だと思います。

P.S.サムネのクロコ郎は私のラクガキです。可愛い。

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