【現状】羽田空港の深夜便を使いたい人が事前に知っておくべきこと

時は2020年10月某日。

ヨーロッパへと旅立つ方を羽田空港で見送ってきた。

多くの航空会社は、コロナの影響で飛行機の減便を余儀なくされていることは有名だろう。

しかし、変わってしまったのはそれだけではない。

羽田空港の様相さえも、今までとはまったく違うものになっていた。

もし空港の現状を知らずに、いつものノリで空港に行ってしまったら、痛い目をみるかもしれない。

そこで、これから羽田空港（特に深夜便）を利用する方に向け、空港の現状や利用時の注意点を書いていこうと思う。

今回伺った国際線第3ターミナルが主だが、国内線第1・第2ターミナルについても触れているので、国内出張や帰省する方にも参考になれば。

コンビニの閉店時間が早い

第3ターミナルにあるセブンが 18時閉店になっていた。

小腹がすいたときのおにぎりだったり、ちょっと忘れ物して洗顔料とか調達したりしたいときとかが・・・できない！（飲み物は自販機を探すしかない。）

人によっては、コンビニがない＝死活問題 ではなかろうか。

ただ、隣駅の第1・第2ターミナルにあるローソンは夜でも開いていた。

何かあったらそちらで調達できると心に留めておくと良いだろう。

レストランの閉店時間も早い

出発前に日本食を食べ納めしようとか、一杯ひっかけていこうとか考えている方には残念なお知らせだ。

夜8時ごろには、ほとんどのレストランが閉まっている。

第3ターミナルの飲食店はおろか、第1・第2ターミナルのお店すらもほとんど閉まっていた。

まず知っておいて欲しいことだが、ホームページに載っている営業時間はあてにならないと考えていた方がいい。

現状の営業時間が反映されていないからだ。

その日に営業しているレストランや営業時間は、出発ロビーにある電光掲示板で確認できる。（むしろ他に確認できる方法がない・・・）

ちなみに筆者たちは夜8時半ごろにレストランを求めて彷徨った。

その時点で開いている飲食店は、ファーストフード系か超高級な和食店（お寿司とか）のみ。

実際に開いていたファーストフード店は、第3ターミナルのマクドナルド、第1・第2ターミナルのてんや。

結局のところ筆者たちは、てんやで天ぷらとビールを食すことに。夕食難民で歩き疲れた体にしみる。てんやってこんなに美味しかったっけ（´-`）.｡oO

てんやのラストオーダーは夜9時、閉店9時15分と早めなので要注意だ。

お土産屋も早めに閉店

レストランと同様、第3ターミナルのお土産屋も軒並み閉まっている。

第1・第2ターミナルは、ローソンの隣のお土産コーナーは営業していたが、その他のお土産屋は閉店していた。

菓子折や日本食、和小物などのお土産が必要な場合は、空港に行く前に揃えた方が無難だろう。

展望デッキも22時まで

夜の空港を楽しむ恋人たちの必須スポット。それが展望デッキ。

しかし、22時には展望デッキへのドアが閉まる。

夜の飛行場ってキレイね・・・みたいなロマンチックな展開も、早々と終わってしまうようだ。切ない。

免税店が閉まっている

免税店でのお買い物を楽しみにしている方には酷な知らせである。

今回お見送りした方も衝撃を受けていた。

筆者は出国していないので、詳しい営業時間は不明だが、23時にはもう開いていないようだ。

海外旅行の醍醐味と言っても過言ではない、出国前のワクワクお買い物タイムが・・・早く元の営業時間に復帰してほしいものだと切に願う。

終わりに

現状の空港は、いつもとは様子が異なっているのをお分かりいただけただろうか。

このご時世もあり、どうしてもネガティブな面が多く見えてしまう。

しかし、人が少なく閑散としているからこそ、時間帯を選べば悠々と過ごせる場所でもあるだろう。

いつもは混み合っている空港でも、椅子は座り放題、展望デッキはガラ空き、人が写り込まない写真が撮れる、旅立つ恋人との熱い抱擁も恥ずかしくない・・・等々。

手荷物などの手続きもスムーズに進むのも良い。

近々 深夜便で飛び立つ予定のある方、それをお見送りする方、空港デートを考えている方の参考になれば幸いだ。

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