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京都国際写真祭ーKYOTOGRAPHIEー2024

京都国際写真祭ーKYOTOGRAPHIEーに今年はスタッフとして参加しています。いろんな会場で、ご来場の方と話をしたり、多様なバックグラウンドのスタッフと関わったり。
そして何より、かつてないほどじっくりと作品と向き合う時間になっています。

今年のテーマは「SOURCE」ーすべてのものの起源

心の内をお伝えすると、13の展示はそれぞれ作者の思いのベクトルが全然違うように思えて、共通点は何なんだろうと思いあぐねていましたが

パンフレットにあった

”we explore source,seeking the opportunities they signal for an alternative future”
アーティストが提示する起源を探求し、他の未来を知る機会を得る(独自訳)

ということなのかな、と
私にとっては
足元の延長線上ではない未来、を考える機会になっています。

写真といえば
私の父が写真家だったこともあり、物心ついた頃からずっと身近にあったもので
ジャーナリストを志し続けていたので、私にとっても欠かせないもので
就職して17年所属した会社名にもかつて「写真」とついていました

誰でもスマホで写真をとる時代に
誰でも撮れる写真も多い中
1人にしか撮れない写真は

「作品として」の写真
「強烈に訴求したい現実」の写真
「愛おしい今を残す」写真

KYOTOGRAPHIEの審美眼で選ばれたアーティストの作品はそういう写真だと感じています。
(まだすべての会場を見ていないので違ったらすみません)

そして会場ごとに異なる卓越した展示方法が本当に見事です!
どうやって作られてるんだろう
と毎年思っていて、今年ついにその裏側を見ることができました。

オープン初日5分前まで「え、これほんまに出来あがるん?」という状態で
怒号が飛び交う工事現場さながらの現場。
でもすごいですね、プロ集団、5分で魔法の空間が仕上がっていきました。

めちゃくちゃ面白かったです

会場レビューしようかと思いましたが、長くなってしまったのでまた追って会期は4月13日ー5月12日
京都にお越しの際はぜひ!

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