攻殻機動隊をみています
はじめに
今日から新学期がはじまり、春休みも終わった。
子どもたちが長い休みに入ると、自分のルーティンをさっさとあきらめることにしている。
こなせる日と、こなせない日が出てきてリズムが崩れる。
そのことに、ある時気づいたからだ。
だから、長い休みにはふだんしないことをしたりする。
攻殻機動隊
たぶんわたしはベタ中のベタなアニメやマンガしかみて(読んで)こなかった。
そこでなんとなしに「名作アニメ」で検索してみた。
せっかくの春休みだし、ランクインしていた「攻殻機動隊」をみてみることにした。
(親には楽しい春休みというより、むしろ忙しい春休みだったりするのだけれど、気分だけでも満喫するぞ…というお気持ちでいました 笑)
https://www.netflix.com/title/70213091?s=i&trkid=13747225
時は21世紀、第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経て、世界は「地球統一ブロック」となり、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台。その中でマイクロマシン技術(作中ではマイクロマシニングと表記されている)を使用して脳の神経ネットに素子(デバイス)を直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ(義体化)技術が発展、普及した。結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイドが混在する社会の中で、テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に抑える内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活動を描いた物語。作中の年表は別項、攻殻機動隊シリーズの年表を参照。
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)
ここにはたくさんの間がある。
余韻に浸ること、気持ちを切り替えることなどには、時間が必要なのだ。
今のわたしたちは必要な間まで削っていやしないだろうか。
そんなことを思った。
刺激にのまれ時間に流され、大切なことほど見えなくなっていないだろうか。
自分にとっていちばん大切なものとは何か。
「攻殻機動隊」シリーズの見る順序
「攻殻機動隊」シリーズは、これまでの25年間で多くの作品が作られてきました。その一方で、本シリーズは難解な作品という印象が付いています。こうしてハードルが上がり、どれから観ればよいか分からなくなってしまうのです。
そこで、「攻殻機動隊」シリーズを観るおすすめの順番の紹介します。まず、作品の世界観を理解するために、最初にTVシリーズの「S.A.C.」を観ましょう。TVシリーズは「公安9課」の活躍を描いた、ストーリーの本筋が描かれています。
TVシリーズの後は、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)が良いと思われます。原作ベースの本作は、TVシリーズを観ていることで、すんなりと内容が入ります。その後は、劇場版「ARISE」4部作から実写版の順でよいでしょう。なおそれ以外の作品は、好みに応じて自由に観てくださいね。
ちなみにわたしは、このnoteを書くために調べるまで、古いものから順にみているので、内容がうまく繋がらず迷子になりながらも気にせずみています。
この方の記事を見て、より楽しむためには「見る順番が重要」だと理解しました。
何かを「見て」「考える」。
全体を整理して理解することは、わたしにとっては苦手なことであり、満足できるところまで知れば満足なので、わたしの理解は穴だらけです。
そのため適した順番でみていなくても、「見て」「考える」ことができているので自己の満足度は高かったりします。
「本物とは何か?」
「本物とは何か?」が増えていく世界に不安を感じた。
何をもって「本物だと」断定したらいいのだろう。
ただわたしのまわりにはまだそういったことで不安に駆られる出来事はないけれど、そういった世界が着実に近づいてきているかと思うとなんだか複雑な気持ちになった。
これからの世界
好奇心と欲、不安…そして暴力。
それらを強く握りしめて手放せないわたしたちは、さまざまな生き物たちを巻き込みながら自滅へと向かっているのだろうか。
好きな言葉
高校生のころ、何かで見かけて以来好きな言葉。
ただ普遍なる精神に目覚めよ
すべてを受け入れよ
すべてを見よ
それはからっぽ
そう受け入れよ…………真実を
何かに囚われてしまうとき、盲目になってしまうとき、目を覚まさせてくれる言葉だ。
現実と今
そんなことを現実の今を味わいながら考えたりしています。
芽吹いて最期は枯れる。
もしくは摘みとられる。
それがサイクル。
何を悲しむ必要があろうか。
何を不安に思う必要があろうか。
受け入れよう…真実を。
嬉しくても悲しくても時間は流れていく。
どうせ流れていくなら面白がって流されて行こうじゃないか。
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