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楽しい×学ぶ
はじめに
「人はどうやって学んでいるのだろう?」
わたしは「この人だ!」と思った人から学んでいくのが好きだ。
願わくば直接、叶わなければ間接的にでも。
振り返ってみると、子どもの頃からそうだった。
大人にくっついてあれこれ教えてもらうのが好きで、教えてもらったことをすぐにその場でやってみるのが楽しかった。
また、大人の仕事の一部をやらせてもらうことで充足感を得たりしていた。
最近そのことを思い出し、座学だけではちっとも記憶に残らなく体験から学ぼうとするのは自分の性質なのだと理解した。
マイクラから人類史を学ぶ
~暗黒大陸から近代史が見えてくる~
プロの解説が入ることで、自分だけでは見ることのできない背景が見えてきて知らない世界との距離が近くなる。
■未開の地の開拓(暗黒大陸)から見えてくること
・個人の理想が表現されている世界
(自然性能の原理、人間の原理)
⇒理想主義的になるのか、帝国主義的になるのか分かれる
・統一性がありながら多様であることが暮らしやすさにつながる
「ピン留めされてない感」「帰属感」⇒両方あるのが良い街
・まるで19世紀のよう
⇒鉄道や運河など目に見えるものによって行われていた時代から100年後の現代は何に操作されているか目に見えない時代になっている
一体わたしたちは何を欲しているのか?
何を欲望として抱えているのか?
マイクラは操作性と視認性が合わさった開拓の世界であり、俯瞰してみることで近代の発展と破綻が見えてくる。
マイクラから近代史をトレースすることができる。
【イギリスの3C政策とドイツの3B政策】
マイクラから人類史を学ぶ②
〜バブルからの低成長と安定そして低迷〜
■バブル(高度経済成長)から見えてくること
・それぞれの建物が統一性がないところが統一性がある。
⇒落ち着いてくると今の東京みたいに全部同じような色の建物になる
・バブル期にあるもの
⇒主張の強さと勢い、活気
(デザインで遊ぶ、自分のビルを目立たせる)
⇒なんでもあり感。ある意味無秩序ではあるがそれが許される自由さ
⇒夢・希望・可能性・限界
(その成長のあかしが唯一無二となる)
バブル期の街や建物はその奇抜さゆえに、安定成長になってくるとあれやこれや嫌味を言われるが、それも過ぎると街を散策しながらあれやこれや言うのが楽しい街になる。
【新しい宿場町 新宿と淀川浄水場】
マイクラから景観を学ぶ
~発展するとは?技術とは?~
■景観とは何か?
・視覚情報ではあるが純粋視覚だけでなく、ものの表面を撫でているかのような触覚的視覚を感受して見えているもの
・景観の捉え方は個人の体験(想いや記憶)に紐づいているため、好き嫌いはあれど景観に良し悪しはない
■ゲームに対する考え方
・「ゲームの世界だ」と割り切らず「これは体験である」と自分の体験として捉える
⇒ゲームの時間が虚ではなく実の時間になる
⇒現実世界の気づきが増えていく
■橋から考える発展、技術とは?
・技術を「独占しない」良さ
⇒共有することで全体として向上し発展していく
・クラフトマンシップ
⇒指摘をより良くするためだと受け止める
⇒指摘をまだ未熟な自分の否定であって、自分自身の否定にはならない
⇒指摘がやる気につながる
ゼロからの創作物に対して指摘をすると自分自身の否定になりやすく、議論が平行線になりやすい。
八馬さんが橋に感動しているところが見ていて微笑ましかった♪
【ウィリアム・モリス】
なんとなく迷いのようなものが生じて、休憩がてらゲームさんぽを観た。すると、なんともスッキリしたではないか。倉方さんの奥深い言葉を追体験できるって、超お得だな。
— 八馬智 (@hachim088) May 22, 2021
【共感の嵐】今、私たちがゲームをするべき理由/マイクラで学ぶ「欲望の人類史」③ https://t.co/UYEOJdX1GO @YouTubeより
内田祥哉氏が20歳代の電電公社時代に設計して、今も残る「NTT霞ヶ関ビル」(1957年)。電話交換機局という無味乾燥な機能、当時の少ない素材から、これほど楽しい形ができるとは。建築が工作のように胸躍るものづくりだという原点を教えてくれる。 pic.twitter.com/qM8BwoBz40
— 倉方俊輔 (@kurakata) May 10, 2021
すごい挑戦を始めた人から歴史を学ぶ
〜ハマっている人は見てると楽しい〜
すごい挑戦を始めている人がいた。
声色だけで熱が伝わってくるし、使われているイラストや画像がとてもきれいで見ているだけで癒される。
(アイコンもかわいい♪)
わたしも面白がって理解していきたい。
文章理解の仕方を学ぶ
〜どんな視点で読み解くのか〜
こんな視点があるのかとおもしろすぎてゾワゾワした。
最初はおもしろさも感じなかった文章が、又吉さんの視点で読み解くと、たちまち興味深い文章になっていく。
なんとも不思議な感覚だった。
さいごに
楽しさが加わらないと知的好奇心に火がつかない。
だからか、学校の授業はつまらない印象しなくてほぼ何も記憶に残らなかった。
今は勉強にゲーム性を持たせたり自分で工夫する余地があるのだとわかったが、当時はそんな発想は全くなくて苦行でしかなかった。
当時を振り返ってみると、そもそも勉強の仕方を知らなかったように思う。
それぞれの特性に合った学び方があるのだろうが、当時は気づきもしなかった。
後悔はしていないが、それを知るきっかけがあったらとはちょっぴり思う。
でも、そのおかげで今楽しく学べているのだと思えば無駄なことは何もないのかもしれない 笑
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