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太極拳の稽古(備忘録)12/21

けっきょく合気道を習っていたときに注意されていたようなことを、太極拳の稽古でも言われている。

やることを変えても、同じ課題がまたやってくる。
身体の回旋の動きがあるから手のひらの向きが変わっていく。
わかってはいるつもりでも、ついつい小手先でやってしまう。
それと、力が入って流れを分断させてしまう。

日常においても同じことで、小手先でやったことは意外としょーもないことだったりする。
力にも無意識に頼っていまいがちだ。
短期的には効果があるのかもしれないけれど、長い目で見たときにはその代償は大きい気がする。

太極拳の指導員の方に教えてもらっている。
チャキチャキして元気いっぱいの指導員。
その方が他の指導員に指導されていた。
「カウントは同じリズムで数えてくださいね!速さを変えないように!」
そう言われていた。

一定のリズムが刻めないその方は、明るく「ごめんなさいね〜」と言っていたけれど、わたしも同じタイプだから気持ちを汲みたくなってしまった。
どうしても速くなったり遅くなったりしてしまう。
ある程度は強制的に過集中することでカバーできるけれど、それは集中が続くわずかな時間だけだったりする。
しかも、その努力も見る人から見たらリズムが一定じゃないと言われてしまうのだろう。

努力してもできないことがある。
特性にそぐわないことは消耗の激しさの割に実を結ばない。

人によって得意なこと、苦手なことがある。
特性に合わないことを捨てて、合っていることをやっていければみんな居心地よく過ごせるのだろうか。

太極拳の稽古の備忘録も太極拳のことはほとんど書いてないな。
けっきょく、やっていることから自分に使える本質的なことを見つけるのが好きなだけなのかもしれない。


このnoteのイラストもクリスマスには少し早いけど、見つけてしまったからには使わずにはいられなくて、タイミングを無視して使っている。
みんなと足並み揃えること…
みんなと一緒のリズムを刻むことや同じペースでいることはわたしには難しいことでもあるようだ。

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