見出し画像

今日の山田君 〜思うこと〜 32

昨日は太極拳の稽古日だった。
やっぱり人から教えてもらうことは楽しい。
教えてくれる人の
「人となり」が見えてくる。
そんな小さな発見をするたびにワクワクする。


「教えてもらう」ことは
「ケアされる」ということ。
最近はそんな気がしている。

性別に関係なく誰でも心の中には
「男性性」と「女性性」があって
その比率によって特徴が出るように思う。

(今回の話で出ている「男性」「女性」という言葉は、
「強く性質が出ている性」という解釈で読んでいただけると助かります)

男性の方に教えてもらうときには
相手の教え方に
自分を寄せていくようにしている。
そうした方が気持ちの距離が
できにくい気がするし
歩み寄りがあると
丁寧に教えてもらえやすいという
おまけもあるからだ。
男性に教えてもらうと
気持ちがパリッとする。
気を腹に据える感覚がある。


女性の方から教えてもらうときは
相手の好意を
素直に受けとるようにしている。
気持ちのやりとりをして
互いにケアしあう
そんなイメージだ。
そのことで気持ちがゆるみ前向きになる。
今日の指導者は気持ちが熱い方だった。
熱心に指導いただいたが
それでも最後には
「人と比べる必要はない」とか
「自分のペースで長い目でみて
伸ばしていけばいいよ」などと
温かい言葉で包んでくれた。
それとたくさんの笑顔を向けてもらった。


年齢を重ねていくと
怒られることが減っていく。
立ち回りがうまくなり
回避する術を学ぶ。
新しいことを
人から教えてもらうということは
人として謙虚であるために
必要なことのように感じる。

今日は何度も何度も
膝の向きを注意された。
子どもの頃だったら
「めんどくさい」
そんなふうに思っていたかもしれない。
大人になったおかげで
自分のために時間をとってくれてるとわかる。
ありがたいことだなと感じる。
気持ちを込めて
伝えてくれているとわかるときには
とてもうれしい気持ちになる。


そうは言っても、
ただ人にあれこれと
言いたいだけの人もたまにいる。
心に届いてもこない
ただ表面をかすっていくだけの言葉。
そんなときは聞いてるようで
実は聞いてないスキルを使う。
大きな声ではいえないけれど
人の話を聞いてないときの方が
実は多いかもしれない 笑


反対に怒っている人の前でも
なんてことない顔をすることも
できるようになった。
相手の怒りに反応しないで
あえてしれっとして話すこともできるけれど
やはり自分の消耗が激しいから
近づき過ぎないようには気をつけている。

相手の怒りに呑み込まれないために
ロシア武術「システマ」の呼吸法を
自己流に取り入れている。
本で読んでなんとなく使えそうだと思い
やり始めた。
正直内容はほとんど覚えていない。
しかし、ひとつだけでも心に残ることがあるなら
本を読む価値があると思ってる。
そのおかげで荒れた外の空気に晒されずに
意識を内に留めておけるようになった。

人と摩擦を生むのは好きじゃない。
自分が負けて場が収まるなら
それでいいと思っている。
けれど守りたいものがあるときには
戦わずして勝つ道を探す。
それでもどうしても無理なときは牙を剥く。


どんなに手を尽くしても
悲しい出来事はなくならないし
のうてんきに暮らしていくのも
難しいときはある。
でも自分の周りから
関係性をつむいでいって
目が合ったら
思わず笑顔になってしまうような
そんな和やかな場所が
増えていったらいいなと思っている。


【おまけの小話】
太極拳の稽古ではアシックスのシューズが主流なようで色は違えど全員このシューズを履いている。
(つまんないから紐だけ変えちゃいました)

画像1

でも、ある太極拳のサイトを見ていたら、変わったシューズがお勧めされていた。
好奇心がくすぐられて「これが履きたい!!」と強く思ったものの、タルムードの教えでも「自分の好みは食にとどめ衣服は周りに合わせよ」みたいな言葉があったことを思い出し、とりあえず購入は先延ばしにしている。
(あきらめてはいない 笑)

画像2

画像3

画像4

底にグリップ力がないらしいので、引っ掛かりがなく体重がかけられない。その効果で重心移動のときに変なクセがつきにくく、かつ自然な動きにつながりそう。

1人だけこんなシューズ履いてたら悪目立ちしそうだ。
でも、そのうちしれっと履き始めたい 笑


今日もあなたが心の安らぎと幸福感に気づきますように♪



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?