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怒りを覚えたら左のこぶしを握るべし!



よく怒りを覚えた人が、こぶしをギュッと握るようなシーンを見かけることがあります。


これってなんでなのか疑問に思ったんですよ。


「こぶしを握って怒りを抑えれるなら苦労しないわ」って。


でも実際にこれ、効果あるらしいんですよ。


テキサス大学である研究が行われました。

24人の右利きの実験参加者にエッセイを書かせて、左右どちらかの手でボールを思いっきり45秒握り、15秒休憩したあとにまた握る。

これを4回行ったあとに、別の部屋に誘導します、

そして別の部屋で、先ほど書いたエッセイに対する酷評を見せて怒りを湧かせました。

その結果、右手を強く握った参加者のほうが左手を握った参加者よりも、左前頭部の活動が優勢で攻撃行動が多かったということが分かりました。


じつは、人間の脳は怒りを感じると左前頭部が右前頭部よりも活性化することが示されています。

左前頭部の活動は怒りに関連したものを反映し、右前頭部の活動は怒りから回避しようとする恐怖反応に関連しているようです。

だからこそ、怒りを感じた瞬間に左手を思いっきり握って、右前頭部を活性化させておくことで怒りの感情を起きにくくすることができるというわけです。

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