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2年目のメダカのビオトープ。レイアウトや水草を変えました
1年目(2021年)
ふとしたきっかけで2021年からメダカを飼い始めた。当時は睡蓮鉢でメダカを眺められるだけで楽しく、ホームセンターで手に入れた赤玉土と水草のシンプルなビオトープでした。
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写真右がメインの鉢、左は稚魚用です。メイン鉢のメダカがホテイアオイに卵を産んだらそれを手でつまみとり、左の稚魚用鉢に移していました。
まだまだビオトープと言うような見た目でもなかったのですが、これでもたまのエサやりくらいでメダカたちは元気。稚魚用の鉢は直径30cmほどで水量も少なかったため夏場はかなり水温が上がりましたが、それでもメダカはすくすく育ち、とても生命力の強い魚なんだと理解できました。
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2年目(2022年)
そして2年目の今年。より自然に近い見た目と循環を作るべく、メダカの冬眠の終わった時期に各所改良することにしました。
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これが改良後のメイン鉢の写真。スッキリした見た目だった2021年版からだいぶごちゃつきました。変えたところを説明します。
まず、水草の量を増やしました。数本の水草とホテイアオイだけだった2021年から、マツモや小川で採取した雑草を追加。メダカたちの泳ぐスペースは多少狭くなりますが、リアルな川辺を目指して植 栽してみました。
土も赤玉だけでなく、荒木田土を追加。栄養分が豊富とのことで、ビオトープに良い影響を与えてくれるのではと期待しています。
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さらに、この写真に映る底床部分、ちょっと赤いのがわかるでしょうか?落ち葉を入れてみることにしました。落ち葉も微生物の住処になるということで、循環や分解のプロセスがうまくまわることを狙いました。
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そういった改良の効果か、浅瀬に植えた雑草は大いに繁殖し、ちょこちょこトリミングしないと間に合わないような伸び方を見せるように。
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これは最近の様子。手を入れた直後は土が見えていた浅瀬は植物の根でいっぱいに。この浅瀬エリアを泳ぐメダカを眺めるのが至福です。メダカって自分の体高くらいしかないところまで平気でやってくるので、見ているこっちがハラハラすることもあります。
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というわけで、大満足の改良となりました。デメリットがあるとすれば、メダカを見つけにくくなったことでしょうか。当たり前なんですが植物を増やすとメダカたちが常に見えているわけではありません。メダカの数や状態が気になる人にとっては大きくマイナスになるかもしれません。
また卵も、ホテイアオイに産み付けられていなければ見つけるのはほぼ不可能。それでもたまに浅瀬エリアでゆらゆらしている針子が現れるので、うまく隠れられているとも言えますね。
稚魚用の鉢
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さて、稚魚用の鉢です。こちらはさらにごちゃついてますね。メイン鉢同様に荒木田土と雑草を増やしました。2022年5月中旬時点で10匹程度の針子が泳いでいます。藻が生えたり、ややグリーン化しているので稚魚にとっては良い環境ではないかと考えています。
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今年は室内用の水槽も立ち上げる予定なので、ベランダのこのビオトープがいっぱいになったら何匹か室内水槽に引越してもらおうと計画中です。
さらなる理想に向けて
さっきも書いた通りほぼほぼ満足しているのですが、贅沢を言えばいくつかまだ心残りはあって。そのひとつが生物の多様性です。生物の種類を増やすことで、より手をかけずに循環が生まれるようにしたい。
ちなみに現在の住人はメダカたちに数匹のミナミヌマエビ。理想はここにドジョウやタニシも入ってほしい。ドジョウは何度か川で探すも見つからず、タニシもホームセンターに売ってるんですが「わざわざ買うまでもないか…」と、腰の重い状態です。特段困っているわけでもないし、まぁ今のままでもいいかなというのが現状ですね。
ここからさらに気温も上がってメダカの数も増えて、植物も茂るとどうなっていくのか。ビオトープで小さな自然の変化を感じて楽しみたいと思います。
ビオトープについては音声でも配信もしています
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