見出し画像

ほぼ全日リモートワークの気づき

ほぼパンデミック状態ともなって、リモートワークもといWFH(Work From Home)が広まってますね。
キドも必要時以外の出社は避けて、ほぼ全日リモートワークとなっています。

パンデミックになる前からリモートワークは週2でありました。
それが全日なって1か月程度経つのでちょっと比較してまとめてみようと思います。

前提として、キドの生活環境について
- 20代後半男性
- 都内区外 二人住まい
- 個人デスクトップPCと社用ノートPC所持
- Web関係の仕事
- 裁量労働制

メリット

時間に余裕ができる
裁量労働制だったので、出社時間はもともと遅くできたのでもともと朝はゆっくりできたのですが、出社するためにバスや電車を乗り継ぐ時間を考慮しなくてよくなります。
これのおかげで、だいぶ時間に余裕ができましたね。
あとは人の多い場所に行かないので、風邪とか病気を移させることもないし、満員電車とかのストレスもないので最高ですよ。

業務にほぼ支障なし
Web関係の業務のため、出社しても在宅しても基本業務には何ら影響がないです。
会議もSkypeやSlack、zoomなどは普段から使用していたので問題はなかったですね。

家事ができる
一緒に住んでいるもう一人はリモートワーク出来ない環境のため出社していつもキドが一人家にいるのですが、家事をすることが多くなりました。主に夕飯を作るとかですが。
家事をそこまで率先的にやれていなかったので、こういう機会に家事を進んでやることは意外といいですね。案外楽しめて家事を行えていますし、土日で家事全部やらなきゃと思うこともないのでお互いにwin-winでした。

仕事しながら色々できる
人によってはめちゃ集中して仕事する人もいますが、キドはどちらかというと音楽聴きながらとか落語聴きながらとか動画見ながら仕事するのが好きでむしろその方が捗る人で。
在宅だとちょっと口ずさんだりとかもできる。会社でもイヤホンして音楽は聴けるのですが、周りに気にする人もいない環境ってこんなにも自由なんだなって思います。

デメリット

VPNがめっちゃ重い
社内ファイルとかにアクセスするために使用するのですが、多分全社員リモートワークでこんな大規模なアクセスに対応していなかったんでしょうね。時間によっては繋がらなかったりするのでかなり不便します。

顔を合わせられない
別にコミュ障だからとかそういうわけじゃないですよ。
基本的にWeb会議ではカメラを起動させず会議を行うのですが、このため相手の顔をうかがって話すことが出来なくなりました。
「別にうかがわなくてもよいのでは?」と思うかもしれませんが、個人的に顔を観ながらじゃないと発言しづらいんですよね。

メリハリをつけづらい
これも人によってだと思いますが、普段生活をしている空間で仕事をしているとメリハリがつきづらくなります。
会社と家じゃ環境がとても異なりますし、少しだらっとして仕事に集中できなくなってしまうこともあります。
仕事に集中する時間、家事をする時間、リフレッシュする時間と、キドは時間ごとに割り切っていますね。

外に出ないまま運動不足
リモートワークについての記事をよく拝見しますが、結構な割合で「体重が増えた」というのを見ますね。
通勤という運動時間が無くなったことが多分一番の原因な気がしますね。
通勤の歩く時間は大事だなって思います。
キドも運動不足がちになってますが、家事をするなど立つことはあるので少しは運動できているかも。念のため、対策としてリングフィットを挟むようにしています。疲れちゃうほど運動すると眠くなってしまうので、疲れない程度に運動するのがいいですね。

---

メリットとデメリットを何番煎じかと思わんばかりに連ねました。
リモートワークを実施できない企業もありますが、個人的にはリモートワークはとても推奨したいです。
海外に比べて日本の仕事に対する生産率って結構低いイメージがあるんですよね。(偏見でありますが)
これについて一番に思うのが日本人の健康状態とQOLです。

日本では「長時間労働」「終身雇用」「年功序列」が典型的な働き方であったと思いますが、それも「フレックスタイム制」「女性の社会進出」「プレミアムフライデー」などの「働き方改革」によって色々変わってきていますが、それもまだ一部じゃないかと。
これらを導入するを躊躇っている会社も多くあるような気がします。
そのため、日本人の多くは「職場ストレス」でうつ病を発症する人も多いように思えます。
そこで比較したい国がタイで、タイで行っているHWP指標について見ていきます。

HWPについて

職場従業員の健康促進やQOL(Quality of Life)を向上させるために始まったのがHWPです。

HWPはHappy Workplace Programの略称です。
Hは元はHealthyだったのですが、心身の健康に大きな影響を与えるのが「幸福感」だったとして、「Happy」を使うようになったんだそうです。
個人的にもHappyの方がなんか親しみ持てますね。

HWPには8つの幸福の柱があります。

Individual Happiness
1. [Happy Body] Enjoy good health in one’s body and mind
2. [Happy Heart] Show kindness and sympathy for oneself and others, and be generous
3. [Happy Relax] Able to relieve stress from work and in daily life
4. [Happy Brain] Improve one’s knowledge through learning
5. [Happy Soul] Possess a good sense of moral
6. [Happy Money] Manage personal finances well
Family’s Happiness
7. [Happy Family] Create understanding and a stable environment in one’s family
Society’s Happiness
8. [Happy Society] Support one’s community at work and home and promote social harmony

[引用]
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sangyoeisei/56/3/56_D13002/_html/-char/en

この中の1.,2.が仕事環境に関連してそうですよね。

タイでは日本に比べて、勤務の自由度が高いみたいです。
何かを食べながらとか動画見ながらとか電話しながらとか…
ながら仕事ができる環境が許容されているのがとても良いですね。

個人的には7.の家族に幸せな環境を作るのがいいですね。
「仕事と家族どっちが大事なの?」みたいなセリフが漫画やドラマでも0ありますが、そんな野暮な選択を迫られることがないような環境にしたいですよね。

このHWPの指標を導入して健康状態やQOLを良くしようとしている会社もあるようです。

キドもリモートワークの環境はほぼこれに沿っているのでとても助かってます。
この指標ではなくても、リモートワークなどの積極的に導入して日本で働くたくさんの社会人が幸福感のある仕事が出来たらいいなと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?