私という感覚。

彷徨う流れが
身体に留まるとき
私という感覚が生じる。

私の住みついた家が
私の家となるのと同じである。

ただ、流れは常に移ろい
身体を出入りするため
特定の流れに固有の私と言う
ラベルは付かない。

この身体へ
吹き込んで来る流れが私と感じ
出ていけば、私たちになる。

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