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前向きでない生き方の在り方の行方

日々、良いことと悪いことが主観的に訪れる。主観的だから、どう考えるかで概ね変わったりする。良いように考えようとすれば、良いことのような気もするし、良いことと思ってたのに、あんまりいい塩梅にならなかったりすると失敗したなあと思えたりもする。世の風潮としては、何事も良いように考えるのがよろし、ということになるのだが、それでいいのかしらんとも思う。むかし、よく通っていた医療保険がきくマッサージの施術者の人が「ものごとを前向きに考えるのがいいっていわれるけど、自分は無理してそう考えることはできないって気がついたんで、前向きに考えようとするのをやめたの」と言っていたのを思い出す。自然体だなと思った。感じのとてもいい人だったんで、よけいにその言葉が胸にしみた。もちろん、ちょいと無理してでもあっかるく生きていくのが、結局は楽に幸せに生きていく秘訣だってのは分かってると自分では思ってるけど、でも、無理して前向きに生きないと決めるというのは、すごくいいじゃん!って思えたんだ。生き方に正解はきっとないんだけど(いや、あるのかもしれないけど)、それでも、今の自分に素直になっちゃうってのは、気持ちいいと思う。

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