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仕事で「課題」という言葉を使うのは大至急やめようと思った話

今まで仕事をしてきて、「課題」の意味の捉え方が同じ人と違う人がいるなと思い。
そして、「課題」の意味の捉え方が違うのに同じだと思って仕事をするとうまくいかないことが多い。
それはなぜか。
問題点や目的、手段などの目線が合わないからです。(当たり前)

僕は「課題」を「なすべきこと(目的と実際の手段の間にあるようなやつ)」という意味合いで使っており、違う意味合いで使っている人がいたら「こいつ、履き違えてやがる…」と思ってしまっていて今ならお前何様だよって感じなのですが、それは僕の至らぬ考えで、原因はその人というより日本語のあいまいさでした。

つまり、「課題」という言葉のあいまいさを理解して仕事をしないと同じ目線で仕事ができない

そしてなんならそんなあいまいさを持つ「課題」という言葉は仕事では使わないほうが良いなと思いました。

このnoteでは「課題」という言葉が持ついくつかの意味合いを列挙しますので、その意味合いを把握していただくことで、皆様が仕事で使わなくなったり、使っている人がいたとしても「この人は課題をこういう意味合いで使っているな」と整理していただくことで、少しでも円滑に仕事を進めていただけたら幸いです。



1.「問題点」としての意味合い

「課題」という言葉の一番多い意味の捉われ方だと思います。

「解決すべき問題」というニュアンスでしょうか、ちょっと「問題点」というより前向きな感じが出ます。

僕は「課題」という意味には悪いところを改善もそうですが、良いところをより伸ばしていく意味合いもあると思っているので、「悪いところだけが課題じゃないだろ!」とどうしても思ってしまう…



2.「目的」としての意味合い

「課題」は「目的」という意味合いでも使えます。

この「目的」としての意味合いで「課題」を使っているのか、3の「なすべきこと」としての意味合いで使っているのかということがこの話の難しい見極めポイントだと思っています。



3.「なすべきこと」としての意味合い

「なすべきこと」という意味合いは先述の通り、「目的と実際の手段の間にあるようなやつ」というニュアンスです。
僕の「課題」という言葉の捉え方はこれです。

「目的」の達成のために「なすべきこと」があり、「なすべきこと」の達成のために「手段」がある、そんなイメージです。


例えば、下記。

「売上UP」のために「新規顧客獲得」があり、その手段として「お試し価格商品発売」がある、といったような。

いったん簡単に例を挙げましたが、「なすべきこと」の抽出は実際一番難しい作業ですし、プランナーの腕の見せ所の部分。
ここを間違うとどんなに面白い手段も意味なくなってしまいます。

こちらについてはまた違う記事で詳しくまとめたいと思います。



図にしてみる

「1.問題点」「2.目的」「3.なすべきこと」を図にしてみるとこのような感じ。

こう見てみると、その人が「課題」という言葉をどの意味で捉えているかによって目線が違ってしまうことが分かるかと思います。

さすがに「1.問題点」を「2.目的」「3.なすべきこと」と履き違えることはないと思いますが、「2.目的」と「3.なすべきこと」の履き違えはありえます。



さいごに

上記のことも有り、僕は仕事では「課題」という言葉を極力使わないようにしようと思っています。
使うとしても、どういう意味合いで使っているかの説明をちゃんと付け加えようかなと。

「課題」という言葉を使っている人がいた場合も、「この人はどういう意味合いでこの言葉を使っているんだろう」と推測しながら、思いやりをもって仕事をすると、より円滑に進められるかもしれません。



こんなようなことをたくさんブログで書いています

良かったら覗いてみてくださいね。


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