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婚活と好きな人に好かれたい気持ちとちょっと投げやりな気持ち

人の恋愛観は、過去に経験したり学んだことからの一種の思い込みのように感じるの。
自分が体験した恋愛のよい結果、わるい結果、思春期のころ読んだ小説や観た映画、自分にとって影響力のある友達の恋愛や結婚や親との関係。

思い込みというものは、知らず知らずのうちにとても強く人を縛るので、「私の結婚というものはこうでなければならない」と、かたくなに思い込んでいる人は多いように思う。

私は、こういう人じゃないと愛せないから、そこから外れたら結婚は無理。
だから会っても気持ちは変わらないから時間の無駄。
なんで理想でもない人と会わなきゃならないのかわからない。
いわゆる喰わず嫌い。

でも、自分が出会いたい相手には出会えないから、(あるいは出会えてもご縁にはならないから)無い物ねだりしているうちに時間が過ぎていってしまう。
そういう人たちに胸の内を聞くと、たいがい決まって理想の人(自分愛せる人)と結婚できないなら結婚自体できなくても構わないとおっしゃる。

結婚というものが目的の婚活が、もし重荷になるなら、今は人を愛することを思い出してみるといいと思う。


結婚することは、そこから相手の人生と自分の人生が調和する努力と、時には勝手に鳴り出す不協和音を、ふたりで向かい合って調整する長い長い日々が始まるということ。

不釣り合いな結婚は、きっと早々に不協和音が鳴り響き、どうやっても止まらないことに傷つく日々になる。

そんなつらい結婚を本当に望むの?と感じてしまうんだけれど。

婚活にもふた通りある

婚活する人は大きく分けて、ふた通り。
何がなんでも結婚したい人と、よい人がいたら結婚したいと思っている人。

この差はとても大きくて、何がなんでも結婚したい人は諦めないから高確率で成功するし、よい人がいたら結婚したいと思っているタイプの人は運にもよるけれどラッキーが来なければ、たとえその人自身に魅力があって条件が良くても、婚活をやめてしまうから難易度は上がる。

よい人がいたら結婚したいというタイプの人たちは、自分にとって都合のよい人と結婚して自分が幸せになれるかということが重要で、周りの人の目が気になるようにも感じるの。
世間の人や友人から羨ましく思われるような結婚を望んでいるから、結婚後のことはあまり考えていないし、婚活がうまくいかないとちょっと投げやりになってしまいやすい。

自分にとって結婚というものが絶対に必要なんだ、と感じている人たちの婚活は、覚悟が違うのでよくわかる。
一言でいえば、なにがあってもへこたれないということなの。

結婚という経験が、自分の人生の中で絶対に必要なものであるという思いは、とても強く強く心を支えるものなのだと思う。

好きな人に好かれたい?それは女性には順序が違うの

はっきりいえば、タイプの人に好かれないのはどんな人にもあることなの。皆んな同じ。
でも、成婚できる人は好きになってくれる人を好きになるまで諦めなかっただけのこと。

明らかに男性と女性の恋に落ちるときのスピード感は違っていて、男性が先を走ってくれて女性が遅れてついて行くもの。
これを男女入れ替えることは自然の摂理に逆らうようなもの。

男性が夢中になってくれているうちに、女性は冷静にその人を観察できるからこそ、よりよいパートナーが選べるということなの。
だから先に男性が女性を選ぶけれど、最後に決めるのは女性ということね。

一緒に燃え上がってしまったら、むしろ女性として失格だと思って。
だから、すぐに男性のように恋に落ちなくても当たり前だから安心して。

その人を冷静にみて判断するには、まずは男としてでなく人間としてみてね。
男として相手をみてしまうと判断を間違うから。

恋愛感情は結婚して家族になれば落ち着いてしまうものだから、その先の相性のほうがより重要。
結婚相談所が男女の関係を禁止していることも、情が移らないから冷静な判断ができるという意味でとても理にかなったことなの。

見るべきは、人柄性格のよい人なのか、尊敬できる人なのか、何かあったときに自分より家族を守ってくれるような人なのか、話し合いのできる人なのか。
粗野なところはないのか、経済的に困るような兆しはないのか、などなど。

婚活というステージで

女性が先に燃え上がって結婚に至ったカップルを見たことがないの。
とくに短い期間で結婚というものに突き進む結婚相談所では、男性がリードしなければ結婚は難しいと思う。

これは、女性もとても男性が好きだけれど決して態度や言葉に出さない、見せないという高等手段をつかっていれば話は別だけれど。

ただし…

女性もお相手男性に好意を感じるようになったらなら、ちゃんとそれを行動や言葉で表さないと今度は逆に男性側が物足りなく感じてしまい飽きられてしまいかねないの。

男女の性差を理解してじょうずに使いながら、今年もご成婚に向け婚活をコツコツと続けていただければ嬉しいわ。

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