# 8 板橋区、坂本区政を覗き、展望する
坂本たけし区長候補の5期目への挑戦が始まった。
初日に坂本候補とご一緒する機会もあった。
区民、聴衆への接点を通して、そのコミュニケーション能力の源泉を垣間見たように思う。
それは以前にも記載した「もてなしの心」だ。
坂本候補は「もてなしの心」を。
『現代を生きる私たちにとりましても、それぞれの人間社会生活におい を参考にしたいものの観方や考え方がたくさん含まれているように思います。
1 .茶は服のよきように点て(時節、場所、相手を思い丁度よい加減で)
2. 炭は湯の沸くように置き(的確に準備し)
3 . 花 は 野 に あ る ように ( 表 現 は 本 質 を 端 的 に )
4. 夏は涼しく冬暖かに( 相手を思う心を表し)
5. 刻限は早めに( 自分の心に余裕を持ち)
6. 降らずとも傘の用意(備えを怠らず臨機応変に)
7 .相客に心せよ(お互いに尊重し合う)
単に語句だけを目で追えば、当たり前のことのように思えますが、その根底には相手を敬い、気遣 う「もてなしの心」で溢れていることがよくわかります』と以前、述べていた。
「おもてなし」は「表無し」に通じているようで、表裏のない、お互い対等な人間関係とも言われている。これから奔り出るものを具体化したのが1から7である。
彼の選挙カーの上での演説も、市街を回る遊説でも、駅頭でのご挨拶も全てに、聴衆への丁寧な、気配りが感じられる。基本、区民と自分が上でもなく、下でもない、対等な関係であるという気持ちに自然になるようである。
これは簡単そうで難しいと思う。
何かしら、教えられ、得をした選挙開始日であった。
選挙戦は今週いっぱい続きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?