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夏休み0日目

わたしの夏休みが始まった。7連休、今頃宮崎に帰省している予定だったが、コロナで泣く泣く諦めた。このままじゃ悔しいから、しっかりと楽しんだ思い出を残すために日記をつけることにした。

8月24日、予定よりも長く働いたが、仕事を若干残しつつも退勤。大学時代の親友と会い、近くの焼き鳥屋へ。ここの料理は美味い。親友とは約2ヶ月ぶりに会ったが、話すことが次から次へ出てきて、話してる最中に話したいことを思い出すから、ひとつの話を終えるのが長くなってしまった。それでも優しく話を聞いてくれたり、どうでもよい事を永遠と話し合える、久しぶりのこの感じに気分があがった。私のデビュー作(と言ってもいいのだろうか)である文芸誌を購入してくれたらしく自慢げに見せびらかされた。姉妹で応援してくれてる事、おめでとうと喜んでくれた事、嬉し恥ずかしくて、ビールをグイグイ飲んだ。そして〆にカツ丼を食べた。カツ丼も美味い。ウチに一旦帰宅した後、お酒とアイスを買い、牛蛙の鳴き声をBGMに近所の川沿いを散歩。ふと恋人が欲しくなったり、寂しさを感じるタイミングを語り合い、だけど今日は寂しくないねー!といつもの寂しさを2人で笑い飛ばした。すごくよかった。帰宅し、ずっと楽しみにしていた朗読会を始める。ひょんな事から旅で始まった私たちの緩い朗読会。彼女の落ち着いた声のトーンや、自分の話すスピードなんかが、ゆるりとしていてすきだ。今回はアンドプレミアムの生き方が素敵な人を交互に読んだ。特にナイチンゲールの立派な生き方と強さに心が震えた。白衣の天使と呼ばれ、可愛げなイメージでしか無かったが、統計学や公衆衛生の発展に尽力した事を知り、大学時代の恩師が崇拝していた理由が何となく分かった気がした。一応私たちは公衆衛生学と統計学のプロである恩師のもと、研究室に所属していたのだが、在学中では無く、卒業後に興味を持ち、詳しく知ってしまい、ちょっぴり、先生ごめんという気待ち。ぬるくなった檸檬堂を飲み干し、就寝。心地よく眠りにつけそうだ。と思った瞬間、すぐ落ちた気がする。

スパンコールの様な星は見えんけどふたりで笑い飛ばした寂しさ

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