ツキ亭南方物語 第一章「ハンカチ」

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私の前会社は毎日朝礼でハンカチの有無を聞く幼稚園でしたが、当然持ってない人も多くいました。
それ以前にトイレ後に手を洗わないもしくは利き手親指、人差し指の指先を一瞬だけ水につける方など衛生面においてかなり低い会社でした。

で、ツキ亭南方は手を洗うらしいのですが、ハンカチの意図?用途?存在意義?がわからないらしく持たない派でした。

それは自由で良いのですが、では手を水につけたあと、どこで拭くのか?
ズボン。
まあありますね。

彼はズボンでも拭いますが、拭き取りきれないと何故か作業場の机で拭きます。

ん?


それで注意しました。
前会社は機械の部品を扱う会社でした。外側のプラスチック以外にコードや金属部品も当然扱います。

またツキ亭南方自身の作業場の机ならまだしも、私がこれから作業を始めようとする机で拭いたので、さすがに黙認できず、注意しました。
すると、ツキ亭南方の反論はプライベートでも持たない派ということなのですが、彼のプライベートなど興味もないし、関係ないので、注意し直しました。
すると月亭南方はまた反論。
ハンカチの存在意義がわからないとおっしゃったのです。

ツキ亭南方は理解力が低く、自分本位な考え方の持ち主なので、一般的な説明よりも細かくきざんで段階を踏みながら説明する必要があるので、
Q机で何したか?
A手を拭いた。

Qなぜ手を拭く必要があったか?
A手が濡れているから。

Qズボンではなく机を選んで拭いた理由は?
A拭いきれなかったから。

Q今何に注意を受けている?
A机で手を拭いたから。

Q机で拭けず代わりとなるズボン以外のものは?
Aハンカチ

と誘導します。基本ツキ亭南方への説明手順はこれくらい必要です。
しかし、根本として自分本位の性格ですので、
「僕はこうやって生きてきたから」
に最終的に行き着き注意、指摘、アドバイスは何の意味もなしません。

これを私は2,3年してました。

ここまで見捨てずこなしてた私を批難をする隠蔽企業でした。
5年ムダでした。返して欲しいです。
残念!

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