番外編 私ってやつ

タイマン森本でジィーヤというギャグをしている長身の芸人さんが森本さんに
「どうして吉本を初めに選ばなかったのか?
自身のお笑いスキルは天下を取れると思って芸人は芸人になっているのではないか?」
と聞いていた。

正直漫画家を中学から目指し、絵を描き始めたが、絵を描くことを好きで目指したわけでなく、絵をうまいと褒められたことと美術の成績は基本5だった。
加えて妄想が好きだった。

妄想の具現化に一番簡単な方法だったので選んだに過ぎなかった。
ペンと紙と道具も少ない。
貧乏も相まって選択肢に絵が最短距離であった。

中学の頃くらいから社会不適合者と自身を認識していたのもあって働ける職種を客観視して漫画家と思って目指した。

しかし、高校一年生の頃、そもそもズボラな私が一コマずつ似たような絵を描き続けることに嫌気が差し芸人を目指したこともあった。

そこで芸人になるにあたって必要なことを考えた。
芸人になる。と決めたが芸を続けることもめんどうなので、いずれはタレント化を望んだ。
関西の局にだけ出るやしきたかじん的な動きで中堅ぐらいで好きな番組にだけ出る構想を立てた。

テレビタレントに必要なスキルはテレビを観る限りボケの要素よりもツッコミと感じた。
ツッコミができればツッコめる内容を逆算してボケが思いつく。
また失敗したボケであっても周りにツッコミスキルを持った者がいればそのツッコミで笑いへ昇華できるからだ。

そう考えてツッコミを訓練するためしていたことはテレビ、特にバラエティを観ながら目についたもの全てにとりあえず声に出してツッコむという方法だった。

それをしばらくして気づいたことは編集された映像にどれだけツッコもうが映像内のタレントが同じ事柄にしかツッコミを入れない。
逆に映像内での話の流れと別のことを見出しツッコもうが映像は現時間の事柄ではなく、自身の入れたツッコミが正解であろうが、なかろうが先へ進む。

この行為に何も訓練性を見いだせず漫画家志望に戻った。

こういった行為や思考から思考型の脳であることが分かるのだが、学生時代の成績は美術以外常に2,3を取っていて天然と周りから指摘されていたことから自身は感覚型と自己分析していた。

なので障害者雇用で働くにあたって絵を長年描いていたことから頭を使わず手作業の軽作業の職種を選んだ。

しかし、働き始めると程度の低い企業であったこともあるのだが、しかしその様な企業で働くがゆえ一作業においてでも慣れるまでの過程や慣れたあとも周りにもっと簡単にできるようになどとかなり考えながら仕事をしていた。
そのようなことを平社員に強いるような現場を放置していた上司の仕事を

“こんな直感で動くような人間が普通に結論につけるような事柄をないがしろにして偉そうに叱責してパワハラするだけ”

と揶揄していた。

発達障害なのだが、働き初めにパニック障害に陥り通院先の病院でIQテストを受けていた。

前会社で行っていた仕事内容は働く前の自己分析と大きく離れた仕事内容だったので、再就職に向け第三者の視点から、もう一度自己を知ろうとそういった説明会への参加を望んだ。
その説明会に必要なものに以前受けたIQテストの結果が必要と聞いて奥から出してきた。

IQとは知恵や頭の回転の速さと理解していたのだが、テストを受けると論理的思考というよりも
“国語の知識や動体視力とその視界情報の処理速度”
と思っていたのと違っていた。
それ以降IQとは医師や学者という頭の偉い方々が判断する際の指標であり、我々凡人が深く知る必要性のない情報と認識した。

一番高いIQは107と覚えていたのだが、どの項目かは忘れていた。
前会社の仕事内容上国語や説明能力と勝手に判断していたが、結果を見直すとそういう能力(どういった表現でこの能力を言葉で表現していたか忘れた。)は97しかなかった。

100に満たない人間に反論できない者たちでまかなっていた会社かと思うとさらに前会社への評価が下がった。

このように直感型とは少し違う気がすると思い始めている。

思いつきで動きはするが、それはIQ自体は低いので思いついた方法を現実的に成立するかを脳内だけでは結論づけられずに放置し続けることが難しい性分がゆえの突発的な行動が目立つなのだろうと今は判断している。

つまり前会社の上司勢のIQは97以下の面々で担っている。

なのでその場しのぎの仕事の連続は致し方ないことなのだろう。

この日記で言いたいことは芸人が芸人を目指すとき自身が一番面白いと思って目指すというのが驚きだったということだ。

テレビを観て憧れ、同じようなき生き方をしたいという感情は憧れている以上自身より上の存在を見出してると思うのだが、どうやらジィーヤ曰くそうではないらしいということだ。


長々っぅうるせぇ!
自己分析って割と思い込みってことです。

追記:映像は編集されているのでツッコミというゴールが決まっている。
つまり上記の訓練し続ければ、映像のツッコミよりも速くツッコめるようになるのだが、上記の訓練で慣れた状態でも先に突っ込めない最速爆速ツッコミのできる者がいたそれは「今田耕司」だ!

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