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#194:クリエーターと単なる社会人の違い

クリエーターと単なる社会人の違いとは?

まず「自分でとらえた違和感を、1週間に10個ずつ列記できますか?」
そして「その違和感をキッカケに、将来の人生設計、出世方法、趣味満喫、仕事改革、事業計画、時論公論などの自分のストーリーを、1週間に1個ずつ作成できますか?」

失敗の研究 中尾政之著

失敗の研究

序文からとても面白い本である。

読む前は、失敗から何を学ぶべきかを論理的にお堅い感じでまとめられているのかと邪推したのだが、全く的外れな予想であった。

真逆というか、論理的な思考より脳の予兆感知を働かせてるような話が大半である。

如何に違和感、微弱信号をとらえるか。

チャンスとピンチは脳が活性化する絶対値は同じだが、結果は大違いなど。

色々と示唆に富む内容の本で、また手書き風の挿絵が分かりやすい。決して堅苦しくない。

とても人に推薦したくなる本である。

noteというアイデアノート

冒頭の引用は序文に書いてある。

改めて以下に引用するが、下記が出来ている人はクリエーターということになるらしい。著者曰く20人にひとりしかいないとのこと。

まず「自分でとらえた違和感を、1週間に10個ずつ列記できますか?」
そして「その違和感をキッカケに、将来の人生設計、出世方法、趣味満喫、仕事改革、事業計画、時論公論などの自分のストーリーを、1週間に1個ずつ作成できますか?」

(再掲)失敗の研究 中尾政之著

改めて上の内容を読むと、noteを毎日/毎週書いている人は上記に当てはまる、と気付いた。

クリエーターのプラットホームであるnoteとしては、ある意味、当然なのかもしれない。

でも確かに著者が体感しているように、日常でこのクリエーターの定義に当てはまる人には、滅多に会ったことがない。

それだけレアであり、定期的に何かを文章にして出すことが貴重であることを再認識した。

筆者の言葉でいうと、noteはアイデアノートという位置付けになりそうだ。

なので、noteを書く上でのヒントがこの本には詰まっていると思う。

お読みいただきありがとうございます。

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