見出し画像

お金持ちの奥様の教育方針について思ったこと。

お受験に向けて、色々と準備しているんですよ。
◎◎スクールは待ち期間が数ヶ月で…
将来は◎◎付属高校に進んで、ゆくゆくは東京大学に進学させます。
理三までとはいかないので、そのあたりは柔軟に…..

とある凄くお金持ちで、凄く教育熱心なママが今日言っていたらしいです。私は直接聞いたわけではなく、又聞きです。


庶民の私にとっては沢山のツッコミどころはありますが、あえて1つあげるとするならば、何故に東大なのだろうというところ。

東大よりも、それだけ財力があって、東大に行けるほどの頭脳の持ち主であるならば、海外の大学に行かせたほうが良いんじゃないか?と思います。


私が海外へ初めて渡航したのは、大学のプログラムを通じた3-4ヶ月の留学でした。留学といえども、学部に上がるまでの提携の語学学校に通っていたので、英語で何かを学ぶというよりも英語を学ぶというような環境です。


有り難いことに大学を通じているので面倒な手続きは全部学校側が行ってくれましたし、費用も親が全額出してくれました。現地でのお小遣いも全て親のクレカを使用していたので正直、甘々な状況だったと思います。


ごく一般的なサラリーマン家庭だった我が家なのに、本当にありがとうお父さん+お母さん。

されど初海外。しかもいきなり3-4ヶ月という、少し長期。

甘々な状況だったけど、それでも私なりに苦労はしたとその時には感じていましたし、学びになることは多かったです。


言っても伝わらないから必死でジェスチャーでなんとか通じさせる。友人はピザを1スライス買うつもりがホールで持って帰ってきたり。

全く知らない人の誕生日パーティーに普通に行ったり。

ドラマでよく見るリンゴの丸かじりが普通になったり。

イベントに参加したら謎のペットボトルが鞄に入れられていて、アナフィラキシーショックみたいになって顔面が原型を留めないほど腫れたり。

布で頭を隠しているイスラム圏の人って、全然普通の人間なんだって知ったり。

英語が下手なことを呆れられたり、小馬鹿にされたり。


頭で知るだけじゃなくて、自分が実際にそのシチュエーションの当事者になること。その状況を、肌で、五感で感じて生の体験をしてみること。


これがあって、多様性という言葉の意味の深みが増したり、生きる力を身に着けられるのではないでしょうか。


いくら頭が良くても、勉強が出来ても、生きる力がないと資本主義社会で戦っていけないと思うんですよ。

生きる力や精神的な力って、揉まれて揉まれて、周りの環境等から影響を受けて、強くなっていきます。

バックグランドが言わば同じようなルートの人達に囲まれるより、多様なバックグラウンドを持つ人達に囲まれたら、本当の意味でのグローバルで生き抜く力が身につくと思うんですよね。

バックグラウンドが異なっていて、かつ皆優秀な人達だと尚更。

現地に溶け込むからこそ得られるのだと思います。

純粋な語学力という観点でも、そう。
私は英語コーチング会社で勤務しているので、その経験からいうと、英語は日本で身に付けられるんです。でも、海外の大学に通って身に付けられる英語力レベルまではかなりハードモード。


急速にAIが発達して一見困らないかと思いきや、実際のところはやはりグローバルに活躍したいというようであれば、英語が出来ないと不便です。いや、むしろ活躍は一定ラインで頭打ちすると言っても過言ではない。


現在もすごく優秀だけど、英語がネックで海外の大手企業に転職出来ないとか、ざらにあります。


やっぱり自分の生の言葉で相手に伝えるのと、擬似音声を通じてでは感じ方が違いますしね。

東大に行って、日本の大企業に入って、、というようなルートより、海外の大学に通わせる財力があって、そこまでの教育資金もあるならば、絶対私だったら海外を選びますね。

終身雇用ではもはや無い日本で、個の能力を高めることは重要。起業もやっぱり盛んだし、外資系、勤務地、選択肢の幅が桁違い。


まぁ、とはいえ教育方針は家庭によりけりですし。
私がお母様の立場だったらこうするな、と感じたことをツラツラ書きました。

でも海外経験は、まじで人生の財産やと思う。

もっと話を聞いてみたい人、友達追加どうぞ!


いただいたサポートは、癒しタイムに使わせていただき、エナジーチャージの材料にします☕️❤️