【発酵パン】健康な食文化をコロナの影響で学び始める

Atsushiです。

アメリカでは、日本以上にコロナの影響がかなり厳しい状況が続いています。仕事の関係で、田舎に引っ越してきたのですが、人があまり集まらない田舎での生活を選択して本当に良かったと思っています。

物価が安い。不便なので、需要がなく、物価が安いのですが、ネットワークの進化、とくにコロナの影響でオンライン化が進み、あまり不便を感じなくなっています。

人混みがない。とくに、コロナの影響で、田舎に住んでいて本当に良かったと思います。大人数で集まることがこれまでにもなかったので、コロナによる生活面での劇的な変化や精神的影響が、それほどありませんでした。

自然が美しい。僕の住んでいる町は雨があまり降らない地域なので、日本のように、森があるわけでは無いのですが、美しい岩の景観を楽しむハイキングや、美しい星を観察することができます。

パソコンのスクリーンで自然の写真を見ただけで、落ち着く効果があるという研究結果もあるように、人間にとても大切な自然を家の中でも感じられるようにしています。具体的には、家の中でも、季節ごとに洋服を変えたり、食べ物を変えたりしています。

ここは砂漠なので、夏の最高気温は四十度を超えますがクーラーはありません。冬は最低気温はマイナス10度を下回り、水道が凍ってしまうので、「暖房なし!」というわけにはいきません。冬は家の中で最高気温が17度ぐらいになるように暖房をつけたり切ったりしています。ちょっと寒いですが、冬の室温20度は、暑すぎると、最近感じています。ちなみに今は、ストーブが壊れてしまい、朝方は室温が8度ぐらいになります。さすがに寒すぎで、早く直したいです。

コロナの影響により、住んでいる町から車で片道1時間30分かかる買い物の回数を減らすためと、焼きたてのパンを食べたいという欲求から、食べ物も自然現象を使えるように、発酵を学びはじめました。自然が感じられるように、イースト菌は使わずに、家の中の空気中にいるバクテリアと、小麦粉、水、塩のみを使った発酵パンの発酵です。夏の間、ふわふわのパンをどれぐらいの発酵時間で焼けるのか、何度も実験して温度と時間の関係を記録しました。この秋は、忙しくて、ほとんどパンを焼けなかったのですが、冬になり、時間ができたので、発酵時間と温度の関係を記録しました。

イースト菌を使わないパンの発酵には、スターターと呼ばれるものを使います。小麦粉を水と混ぜたものを1週間以上寝かせたものがスターターで、ホットケーキのドロドロのミックスのようなものです。そのスターターが入っている瓶に蓋をしていて、たまに、蓋を開けてかき混ぜます。発酵パンを始めた時は信じられませんでしたが、このスターターは瓶の中にずっと保存できて、腐ることはありません。そのスターターをスプーンで2杯ほど使って、小麦粉、水、塩だけでパンを作ります。水と小麦粉を混ぜてからパンを焼くまでに夏の間は1日ぐらいで膨らんで、焼ける状態になりまが、冬の間は3日以上掛かることがわかりました。ホームベーカリーなどで、1年を通して同じ時間で発酵させることもできるのですが、なるべく自然を感じることができるように、あえて、ホームベーカリーを使わないようにしています。

秋は忙しくてパンを作ることができませんでしたが、冬の発酵時間がわかったので、一年を通して、食べたいパンの時間から逆算して好きな時間に焼きたてのパンを食べることができるようになりました。すべての食材を栽培し、自給自足の生活をするのは、大変で、今のところは、自給自足の生活をする予定はありませんが、発酵をさらに勉強して、野菜の漬物や味噌を自宅で発酵して、できるだけ、保存ができるようにして、買い物に行く回数を減らしていこうと思います。新鮮なパンは、とても、美味しいので、パンと漬物のレシピや、パンと味噌をあわせたレシピを考えたり、地域に少しでも貢献できるように、小麦粉はできるだけ、町の近くで栽培されたものを使うようにして、小麦粉と発酵時間の関係を調べたり、これまでの、小麦粉と水だけの味がない発酵パンを、これからは、ゴマを入れたり、チーズを入れたりして味をつけていこうと思います。

田舎で生活していて、人達とのつながりにも魅力を感じています。この発酵パンの情報を周りの人たちと共有しようと思っています。そして、楽しく健康な食生活の情報共有できればいいなと思います。




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