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人生は粘土細工だと思う。

突然ですが、私は「人生は粘土細工」だと思っています。

人生は粘土細工

巷ではよく、人生は山登りや旅、マラソンなどに例えられますが、私はしっくりきません。

かねりんさんは、人生を3Dキャンパス上でのお絵描きのように表現していて、非常に納得した記憶があります。


私の考えも結構それに近いなと思っています。
なぜ私が粘土細工だと考えるのかについては、3つ理由があります。

1.正解はない
2.自由にデザインできる

2.時間が経つにつれ大きな変化が難しくなる

正解はない

山登りやマラソンに例えた場合、何か正解となる目的地があってそこに向かって生きていくと言う感じなのですが、歩んできた道(=過去)が人生であって、先(未来)には道はないと思っています。
最終地点は誰にも分からないですよね?
いつ歩けなくなるか(=死ぬか)が分からないのに、ゴールを決めて、そこに向かっていくというのはナンセンスだと思います。
目標を決めて、目標達成に向けて取り組むことは、大事なことだと思いますが、目標を達成することだけにとらわれると、うまくいかないときに、苦しくなってしまうのではないかと思います。

自由にデザインできる

もう一つは自由にデザインできることですね。
人間って、丸い人もいれば、四角い人もいる。星みたいな形を目指しても良いし、ひとより大きい丸になっても良い、誰1人同じ形の人はいないし、人の形を真似る必要もないと思います。
色を塗る塗らないも自由、何層にも色を塗り重ねても良いのです。
そう考えると、違った形や違った色とを表現するのに、粘土というのはしっくりきます。

時間が経つにつれ大きな変化が難しくなる

粘土は時間が経つと固まってしまいますよね。
これは人間も一緒で、若いうちはいろいろものを吸収して変化できますが、歳をとるにつれ変化しづらくなると思います。

ということで、人生は粘土細工に例えられるんじゃないかと考えていたお話でした。
ただの概念的な話ではありますが、人生を山登りや旅だと考えていると、計画外のことがあった時に辛くなってしまうのかなと思っています。
だから私は最近、「面白い粘土細工をするぞ」とか、「面白い粘土になるぞ」って考えながら生きています

みなさんも自分という粘土をコネコネしましょう。
そしてコネコネする過程を楽しみましょう。

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