突然の依頼

今日、付き合いのあるFPから電話が入った。
そのFPの顧客の息子さんが大学受験で面接を受けるため、面接対策をして欲しいと。

俺は快諾し、夜息子さんと話をした。

彼はとても真面目で、まっすぐ。
俺はとても好感を持った。

俺は大学の面接官でもなければ大学受験に精通しているわけでもない。
ただ面接の本質は同じと考え、想定質問をネットで調べて面接官になりきった。
模擬面接はボロボロで、「これは受からんかもしれん」というレベル。
よく聴けば話している内容は中身のある素晴らしい内容。
ただアウトプットが不器用で、言葉が出てこなかった。

俺は、「こう聞かれたらこう答えようって決めていて、その引き出しを探して、取り出して、読んでない?」と聞いた。
彼は「その通りです。。」と答えた。

俺は、「⚪︎⚪︎さん、めちゃくちゃいい事言ってるし、俺は凄く好感が持てたよ。だから、引き出し用意しなくていいから、自信を持ってその時出て来た言葉そのままで答えてみ」とアドバイスした。

彼は何かに気付いた感じで、「なるほど。。」と言い、2回目の模擬面接へ。

結果、超絶良くなった。
別人だった。

俺は心から褒めちぎった。

そしてセッションを終え、お母さんからお礼のメールが。

「本人は自信が持てたようで、前向きになりました。本当に有難うございます。私は不安で仕方ありませんでしたが、本人を信じようと思います!」

お母さんも前向きになった。

マネジメントする上で俺が意識的に大切にしている自己肯定感の重要性を再認識する機会となった。

けど、一番幸せを感じさせて貰ったのは他でもない俺だ。
俺は嬉しかったし、俺自身の自己肯定感が上がった。

明日も彼と模擬面接の時間を設けている。

絶対、合格に導く。

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