銀行口座開設と携帯電話契約

何はともあれ、
ビザを手に入れたのならば携帯電話会社と契約です。
電話番号がないと何もできません。

シングテルかスターハブのどちらかになると思います。
M1でもいいかも知れません。

なんですが、実は
プリペイドのシムカードをコンビニで買うのが一番安上がりです。
我々板前は1日のほとんどを店で過ごすので、
外を出歩いている時間以外の通信分だけあれば十分だからです。

店にはWifiありますし、住居もほとんどがWifiがあります。

携帯電話会社は正直どの会社でも大差ありませんし、
シムフリーなので気に入らなければ変えましょう
なので、年数しばりの契約はおすすめしません。

必要なのは就労ビザカードとパスポートと住所です。
電話番号を求められる場合は、お店の番号にしちゃいましょう。
連絡とれればokってことです。

就労ビザのカードが出来てくるのが
どんなに早くても入国後一週間前後かかるので
それまでどうしても携帯電話が必要な人は
やはりプリペイドシムカードがおすすめです。

シンガポールは気軽に使える
フリーwifiスポットが多いの助かります。

プリペイドのシムカードはシングテルので
25GB/$25、期限は1ヶ月です。


携帯電話を手に入れたら
次にすべきは銀行口座開設です。

英語が不安な場合は達者な人に
同伴をお願いしましょう。
実はマニュアル上では英語または北京語が話せないと
開設できないことになってます。

何かあると対応が全て英語か北京語になるので
銀行側としては当たり前なのですが。

まぁその辺は、銀行側も口座を開設してほしいので
拙い片言英語でも大抵は目を瞑ってくれます。

ちなみに電話相談担当の人は相当鍛えられているらしく、
非常に奇麗で聞き取りやすく易しい言葉で対応してくれます。
自分の英語が上手くなったのかと錯覚するほどです。


口座開設にはパスポートと
就労ビザ、住所、そして電話番号が必要です。
以前は携帯必要なかったと記憶してますが、今は無いと銀行アプリが使えない。
銀行アプリさえあれば窓口に行く必要が全く無くなるんです。

どこの銀行になるかは会社が指定してきます。
これが給料の支払い口座となります。

暗証番号は6桁の数字です。
ATM用とインターネットバンキング用の
2種の番号が必要なので、事前に自分が忘れない
番号を控えておきましょう。

銀行側からこの2つを違う番号で、と言われますが
実際は一緒でも受け付けてくれます。
あとは自己責任でしょう。

ちなみに、日本と違って通帳は基本は発行されません。
料金を払えば出してくれるようですが、
インターネットバンキングが
非常に便利なので普通は必要ありません。

そして日本と最も違う点がサインです。
判子はいりません。ハンコなんて無駄無駄ァ!
契約書とか大事なものに使うのにあれほどコピーしやすいもんは無いそうですよ。
サインの方が手間かかるんですって。

まぁとにかく、心配な方はサインを決めて練習しておきましょう。一生ものです。


クレジットカードなのですが、
審査が非常に厳しく、来たばかりの日本人板前では
とても持てません。年収の審査が厳しく、さらに最低でも3ヶ月分の給料明細または相当の所得証明がないと発行してくれません。

実際のところ、銀行のカードは
デビットカードとしての機能が
標準装備なので困る事はないです。

シンガポールはオンライン決済が進んでいて、
カードなんか無くてもアプリで済んじゃいます。
Paynowというサービスが非常に強力。
店側にとって無駄な手数料が発生しないので支払い時に有難がられます。

クレジットカード会社の手数料ビジネスは終焉に向かっているのかも知れません。


あと大事な銀行の初期設定は、
一日に最大何$まで口座からお金を動かせるかが大事です。
これは海外送金も含まれますので、
自分に合う金額を設定しましょう。

日本から来た板前さんは何かと
日本に送金する機会が多いと思います。
これはインターネットバンキングが便利で
手数料も安くなってます。

最初の入力がちょっと面倒ですが、
2回目からは履歴を選んで簡単ポン。

これに慣れてしまうと、
日本の銀行のIT化がいかに遅れているかがわかります。

日本の銀行はさぞ凄いのだろうとか考えてたのは幻想だったのね…
もう日本では生活出来ない身体になってしまいました。

では。

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