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食べるより剥いてばかりの初バナナ

「ひらめく!作れる!俳句ドリル」より、「バナナ」で一句。

息子にはじめて、バナナをそのまま与えたときのことです。
まず一本上手に剥きました。
そのあと、それを食べずに「もう一本くれ!」と所望したかと思ったら、また剥く。
さらに、もう一本剥きました。そんな話です。
そんな些細な思い出も残せちゃう俳句、素敵ですよね。

最初は中七を「剥くが楽しい」にしていました。
でも、「楽しい」を使わずに仕上げたいと思い、「剥いてばかりの」としてみました。
気持ちをそのまま盛り込まずに、みたいなことをプレバトで言われてた気がするので、推敲時にその点に気づけたことは嬉しいです。

20220324追記
中七のバリエーション
剥いてばかりや
剥いてばかりか
剥くばかりなり

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