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【詩】呼吸

僕らは忙しい、
呼吸をするのも忘れるほどに。

息を吸う_
そして吐く_

そう、無自覚に。

僕らは
生きるのに必死で
生きていることに気づいてないんだ

そう、無自覚に。

ある
日差しが強い
夏の日に

セミが鳴いていた
あの日に

僕のノートに垂れた鼻血をみて

僕は生を自覚する。


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