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4/6 【NewsPicks就活祭り】田端さんと箕輪さんの話を聞いてきた

随分前に申し込んでいた田端さんのイベントに当選したため、説明会終わりに神保町まで行って講演を聞いてきた。


田端さんのみのイベントだと思っていたら幻冬舎の箕輪さんもいらっしゃった。

印象に残った言葉

「組織の中では市場価値がつかなくなる」

会の冒頭で田端さんがお話していた言葉。時給がいくらだろうが、ダンナさんは奥さんに家事を頼まれる。ダンナさんがどれだけのビジネスマンでどれだけの価値を生み出そうとも、奥さんにとっては関係がない。
その点で、組織の論理と市場の論理は、共存しえないのだ。

これが会社員になっても同じ。組織に属することは、自ら市場価値を捨てることなのだ。フリーランスになった途端に市場価値が襲ってくる。

私も、社会人をやりながら文章を書いて売れるようになれたらなと思っているため、この組織と市場の論理はとても興味深いものだった。

「無邪気な馬鹿が思考停止を溶かす」

会場で(とくに箕輪さんに)大ウケだった、金魚鉢の理論。会のみんながサラっと聞き流していた(たぶん)この言葉にとても魅力を感じた。とても金魚鉢理論を端的に表している。

ポテンシャルで買われた新卒社員は、無邪気な馬鹿という方法で価値を出すことを期待されているんだろう。きっと。

無邪気な馬鹿か~。私にできるかしら。やっぱり国民性として忖度してしまう習性が私についているから、忖度しない無邪気な馬鹿って、なれるようでなれないんだろうな~

「かわいげ問題」

会場の笑いとともに問題になった「かわいげ問題」。お二方のことをあまり知っているわけでは無いけれど、きっと田端さんと箕輪さんにはかわいげがあるのだろう。

「~~はやっぱダメでしたか?!スミマセン!てへ!」

みたいにニコっと言えるかどうかだ。男女問わずいるよなあ、こういう軽いノリで、でも周りから「許される」人。こういう「許される」人は、きっと他者のことを許す人でもあるのだろう。

かわいげ、本当に大事だと思う。心に余裕を持てば、私もかわいげがある人種ではあると思うので、今よりも余裕を持っていきたいな。

「サラリーマンほどリスクを背負える立場はない」

これは驚きだった。フリーランスで何も背負うものがないからこそリスクを背負えるものだと思っていたが、実はそれは違くて、フリーランスは他者を背負わないものの、自分で自分を全て背負うためリスクを取りにくい。

会社員であれば、よほどのことをやらかさない限り会社からもらう給料が減ることはない。組織を背負っているように見えて、組織に背負われているので、ビジネスにおいてリスクをとっても、自分に振りかぶる不利益は幾分か小さくなるのだ。


「労働価値説は意味ない」

よくいる。「こんなに頑張ったのにこんなに給料が低い」「こんなに時間をかけたのに全然評価されなかった」

「労働価値説は意味ない」の言葉で一蹴された。

就活もそうだけど、要は結果なのだ。成果は、結果でしかない。プロセスも大事って言うし、人を育てるのはそのプロセスなんだと思うけど、評価対象はその結果でしかない

ってことですよね?私はそう理解したんですけど合ってますかね?参加者のみなさん。

「かわいげは、正直ってことなんだと思う」「だって俺ホリエモンとか秋元さんのこと死ぬほど好きだもん!」

これは箕輪さんの言葉。かわいげ問題の話に戻ってきた際に、箕輪さんの解釈をお話されていた。

たしかにね~、失礼なことでも、ぶしつけでも、正直に聞いててへ!ってしているのがかわいげってことなのか。あと、対象に愛を持っている事もかわいげになりうる。

対象物を好きだと思えることが、まず「かわいげ」の第一歩。でも計算されたかわいげは、ただの詐欺でしかないので、ただこの文脈では

「素直なかわいげは、人を助けることがあるよ」ってだけの話。


以上、昨日の講演で私が心に残った言葉たち。

昨日の講演会は、本当に男子校のようだったな、、帰りの階段を降りるときに周りがどこまでも男子ばっかりだったので、その団体とともに階段を下りるのをためらってしまった、ビビり女子だった。

田端さんと箕輪さんのお話を聞けて良かった!

なによりもお二人ともかわいげがあって、ユーモアがあった。とても明るい講演会だった。前回私が出席した、佐山さんの講演は一橋講堂らしい荘厳な講演だったけどw、今回は一橋講堂でのとてもポップな講演だったな。

田端さん、箕輪さん、ありがとうございました。

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