【短編小説】 殺人ポリス - 連続殺人事件の謎
連続殺事件が世間を賑わしていた。
しかし、犯人が一向に捕まらない‥
捕まらない理由には”恐ろしい事情”があった‥
プロローグ
とある街では、連続殺人事件が世間を震撼させていた。犠牲者は増え続け、街中は不安に包まれる。そんな中、若手刑事のカオルはこの事件を追うことになる。彼女は一途で情熱的、正義感が強い。犯人の手がかりを必死に探すが、なぜか証拠は消され、犯人に近づけそうで近づけない。被害者が増える一方、カオルは次第に追い詰められていく。
1. 消え続ける証拠
カオルの捜査チームには、優秀で尊敬される上司のオリハラがいた。彼は部下から信頼され、いつも冷静に対応していたが、事件が解決しないことに苛立ちを感じていた。だが、カオルは何か違和感を感じていた。毎回犯人に近づくたび、決定的な証拠が何らかの形で消されてしまう。何かがおかしい——彼女は捜査の内部に何かがあることに気づき始める。
2. 容疑者は警察内部
捜査が進まない理由を疑い始めたカオルは、独自に調査を始める。そして、信じられない事実に辿り着く。犯人は、
ここから先は
743字
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?