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留学中って日本人と関わらない方がいい?
今回のタイトルの問題。留学をする人にはとても大切な問題だと思います。
「自分は他言語を学びに来ている。だから同じ国の人と話すことは甘えにもなり避けたい!」
僕ももちろんそう思っていました。
結論
結論から言うと程よい距離を保てば日本人とコミュニケーションをとることも大切です。
それは普段の人間関係でもそうですが、出会いというものはプラスなものマイナスなものに関わらず自分の糧になるものを連れてきてくれるからです。
僕を含めて通っていた語学学校に半年以上またはそのくらい滞在していた日本人は5〜6人いました。イギリスに来たばかりの頃は僕はあまり日本人の人たちと関わろうとはしていませんでしたし、他にもそういう考えの人もいました。
もちろんそれは悪いことではありません。留学の出だしでそこに行き過ぎてしまうとお互いに良い影響はもたらさないことは間違いないでしょう。
ただ僕にとっては彼らと関わることができてからイギリス生活が徐々に好転していきました。彼らはプラスの糧を運んできてくれたのです。
ワールドカップが連れてきてくれた縁
僕の場合、同じ語学学校で留学に励む日本人の友人とつながりを持ったきっかけは留学をしていた2018年に開催されたロシアワールドカップでした。
日本対コロンビアの試合が控えていた時に1人の友人がパブで試合観戦することを誘ってくれました。
その試合観戦は対戦相手コロンビア人のスクールメイトを始めとする大勢の友達も交え大変盛り上がったもので、僕の交友関係もそこから一気に広がりました。
他の日本人の友人は僕よりも早くから留学を始めていたため交友関係も既に広くこの観戦も多くのスクールメイトを呼んでいました。
一方、僕は留学開始1ヶ月半が過ぎようとしてまだあまり友達がいなかったため、交友関係が広がったこのイベントは大きく留学生活を変えたものでした。
また、この試合観戦をきっかけに少しずつ日本人の友人と話す機会も増えました。
常に一緒にいるわけではなく時々日本人で集まって、他国の友人を誘って懐かしい日本食パーティーをしたり日本の話に華を咲かせたりもしました。
やはり同じ国の人間ということで理解しあえる面もあり、どこか心の拠り所にもなっていました。
ほど良い距離感
留学後半(秋~冬)にもなってくると学校にいるのは中期~長期滞在する学生になってきます。お互いにコミュニティもできてきます。
そうすると自然に良い距離感というものがおのずと生まれてきました。
でもたまに集まるときは楽しい時間でしたし、先述のワールドカップの出来事が僕にとっては大きな恩義だったのでその気持ちを忘れずにいられる時でした。
終わりに
正直留学中に日本人と関わる関わらないはその人の自由です。
よく関わっていても英語が上達する人はしますし、その逆も然りです。約9ヶ月語学学校にいましたが、あまり日本人と話さない人もいましたし、普段から日本人のグループを作っている人たちもいました。
留学が終わって残ったものが英語よりその人たちとの時間だったとしても本人が後悔しないのなら良いと思います。
どちらが自分の答えによりあっているかを重視するべきだと思います。
ただ僕は良く頻繁に会っているなと感じたら、申し訳ないと感じながら誘いを断ることもありましたし、自分が思う距離感を図っていました。
ただ、彼らと過ごした時間や彼らによってもたらされたきっかけや巡り合いは本当に感謝しきれないものだったので理想的な関係性を僕としては築けたのではないかと思います。
これを読まれた方の留学前の対日本人関係のあれこれが和らぐとうれしいです。
もしもこの記事が有益なものであると感じたら、是非他の方への発信をしていただけたらと思います!