見出し画像

留学までの流れ~なんでイギリス?~

早速本題に突入。このような流れで書いていきます。

①留学のきっかけ

①-1 父からの勧め

単刀直入に言うときっかけは父からの勧めでした。

大学4年生に入り、僕も最初は周りと同じように就職活動に励んでいましたが、なんとなく自分が何をしたいのかよくわかっていませんでした。これはきっと就職活動をする人たちに少なくない感情なのではないでしょうか。

そんな時に広島に住む父から「日本を外から一回見たらどうだ?」の一言。

サークルや専攻のゼミ活動といった大学自分の選択に満足していた大学生活の唯一心残りだった留学へのまさかの提案に僕の返答はもちろん「行かせてください。」でした。

僕は中学生、高校生時代に台湾やアメリカからの学生のホストファミリーとして一定の期間一緒に暮らした経験を持っていました。

ホストファミリーとしての経験を持つ一方で、漠然とした憧れから海外へ留学をしてみたいという気持ちを持ち続けていました。(もちろん大学在学中も。)

これが僕の留学のシンプルなきっかけです。

大学在学中から留学への憧れがあったのなら、なぜ在学中に行わなかったのか?そう感じる人もいるでしょう。

①-2 留学前の甘い考え

大学のプログラムで半年~1年の間カナダやアメリカの大学へ留学する機会を持つことは可能でしたが、一つ問題がありました。

大学の提示する条件をクリアすること。

僕が最も行きたいと望んでいたイギリスへは公益財団法人日本英検協会によるIELTSのスコアを Reading Writing Listening Speaking すべての項目で5.5以上獲得していること が絶対条件でした。

勉強に励んだ時期もありましたが、元々TOEICですら300点を取れるか取れないかのレベルであるくらい英語が苦手だったために早々に挫折してしまいました。

今思えば当時行っていた勉強は本気で目指す人がする内容ではなかったし、その高いと感じるスコアも現地の大学で問題なく講義を受けるには最低でも必要な能力基準でした。今だからこそ、いかに自分が甘かったか思い知らされます。


余談ですが、僕の周りには大学や学部のプログラムを利用して留学をした友人や先輩、後輩がいます。彼らはもちろん大学に提示された基準を満たして海外へと渡っています。

そのふるいに落とされた僕が親の力で留学を行ったことはある種の情けなさだったり悔しさ恥ずかしさだったりと今でも感じます。

しかし何か一つでも 自分の留学生活には誇れるこんなことがある! という誇れるものができれば後ろめたさを少しでも払拭することはできます!

僕にとっての自分が選んだ9か月の時間を振り返ったときの誇りは、言語上達はもちろん、現地でのかけがえのない経験、時間、そしてそこで出会った人たちとの友情や絆です。

僕と同じような境遇や背景がある人たち、大金を親に払ってもらうこと、同級生が社会に出ている中でというような後ろめたさを感じる人は少なくないでしょう。その分後ろめたさ以上に貴重な経験を与えてくれる家族やご先祖様への感謝を感じて踏み出すこと、胸を張れる何かを持ち帰ることができればいいのではと思います。


➁なんでイギリス?

留学に憧れていた時期から僕の渡航先は決まっていました。

それがイギリス。

理由は本当に単純で自分の大好きなハリーポッターの世界を日常にしたかったから。後付けでEU離脱直前のイギリスに身を置く、クイーンズイングリッシュを学びたい、銃社会ではないからとありましたが、一番の理由はハリーポッターでした。

正直留学に行きたい国に関しては、言語を除けば自分の好きなものにどれだけ触れることができるかが一番大切だと思います。

英語をきちんと学びたいは国に左右されることもあるとは思いますが、自分の気持ちや意思、他には学校の選び方でどうにでもできるでしょう。

だからこそアメリカを選んでもいいし、カナダやオーストラリア、タイやフィリピンだってどんな国を選んでも、自分の気持ちが満たされていればそれで正解です!

長く過ごす国なんだから自分で選んだ方が必ず納得できて普段の生活も実り豊かなものになります。僕がイギリスを選んだことがどれだけよかったかは後々の投稿で綴ることができればと思います。

もしもこの記事が有益なものであると感じたら、是非他の方への発信をしていただけたらと思います!