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留学中の家族 ホストファミリー! 後編
ホストファミリーの記事について前編に続き、後編を書いていきます。
1 助けられたこと・困ったこと
いくら英語が上達するといっても、時に壁にぶつかることもあります。その時にホストファミリーに非常に助けられたことは何度もありました。
また反対に違う国、文化の人です。稀に考え方が合わない おやっ? と思うこともありました。一例として紹介したいと思います。
助けられたこと
返金手続きの電話応対
僕はロンドンで開催されるダンスイベントの観覧をする予定でしたが、残念ながら急遽中止になってしまいました。
すでにチケットは購入していたので、返金手続きが必要でした。
ただこの手続きが電話応対のみ。僕にとってこの電話での英会話のやり取りは直接の会話よりも大きな壁でした。
しかし返金は必要ですし、良い学びの機会だと思いいざ挑戦しました。何度も聞き返しを繰り返しましたがなんとか手続きを終えることができました。
しかし最後の最後に全く言っていることが分からなくなりどうしようもなくなりました。(後から分かったのが情報の再確認をしたかったようです。)
その時に僕はホストマザーに頼み、電話応対を代わってもらいました。
テキパキと進めてくれ、僕とオペレーターの仲介に立ってくれました。
これは本当に助かりました。いざという時に快く助けてくれる場面で家族を感じました。
食事がおいしかった・会話が多かった
ご飯がおいしかったことは何よりも大きかったです。正直イギリスでの食事に期待はしていませんでしたが、いい意味で裏切られました。
他の家庭では正直まずかったというところもあったのでラッキーだったと思います。
一度も残すことなくいつも完食でした!
また学校から帰ってきたときや食事中に、その日の学校の様子を聞いてくれたりしたことで会話があり家でも英会話を学ぶことができました。
中にはホストファミリーをビジネスと割り切って行っている家もあるようで、本当に食事や部屋を提供するのみ。最低限のルールを守ってくれればあとは自由に とほとんど会話がない家庭もごく一部あったようです。
困ったこと
誕生日プレゼントの催促が辛かった
家族の中で特に話す機会が多かったのはお母さんとお父さんでした。その二人が誕生日の時は前日に明日は誕生日なんだよと話をしていたので、いつもお世話になっているお礼もかねて花をプレゼントしました。
実は僕の誕生日はお父さんと近かったために、一緒に祝おうと話をしていましたが結局僕の誕生日には何もありませんでした。
祝いの気持ちに見返りを求めるのも違うと思い、少し残念でしたがそのまま過ごしました。
問題はこの後に起こりました。
僕のホストファミリーの家族構成の中に赤ちゃんがいることは前編で書きましたね?その赤ちゃんの記念すべき1歳の誕生日が近づいた日のことです。
僕はその赤ちゃんとよく遊んでいて、お風呂に入れてあげたり、おむつを替えたり、ベビーカーに乗せて二人で近くの公園に遊びに行ったこともありました。(ホストファミリーが信頼してくれていたととてもありがたいことでした。)
もちろん僕も赤ちゃんにプレゼントを贈るつもりでしたが、なんとホストファミリーから
赤ちゃんへのプレゼントよろしくね!〇£以上ね!
と催促、そして金額指定までされたのです。
さすがに失礼だと思い、それまでの何を買おうかなという気持ちも失せてしまいました。笑ってごまかして買わないようにしようと思っていると誕生日が近づくたびに 買った?他の人はこんなの用意しているよ! と要求がエスカレートしていきました。
さすがにこの時は家を出て、他のホストファミリーに変えようまで思いましたが。しかし留学も後半に差し掛かり、お世話にもなっているので何とか踏み止まっていました。
最終的に一緒にホームステイしていたホストメイトが購入していたものを二人からということにしました。
ホストメイトには大変申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、購入したくないという気持ちが勝ってしまいました。
このように言語的な問題で助けてもらうこと、人と人ですからパーソナルな部分で困ったことも起こります。しかし実際の家族のようにそこを乗り越えていくことも一つ学びの機会であったり、試練だったりするのかもしれません。
2 もしもホストファミリーと合わなかったら
とは言ってもどうしても合わないということは生活スタイル的にも人間性的にもあると思います。それは仕方のないことです。
僕の場合代理店か語学学校のシステムかは分かりませんが、申し出れば契約期間内でもホストファミリーの変更をすることが可能でした。
他の機関がどのような制度かは分かりませんが、どうしても無理だと思うなら変更しても良いと思います。
ホストファミリーは学校に並ぶ生活の基盤。その基盤がぐらぐらと不安定だと嫌ですよね。
やはりホストファミリーに恵まれていた人たちは僕も含め、学校以外にも良い思い出の場ができ留学生活がより良いものになっていたと感じます。
ホストファミリーとの出会いは普段の出会いと同じように運であったり巡りあわせだったりします。またその巡りあわせが最初は思っていたことと違っても自分の姿勢次第で良い方向に傾いていくこともあると思います。
人と人ってそういうもの。これまでの人間関係と同じですよね。
こんな家もあると一つの指針にして悲観的にならず、ホストファミリーともステキな思い出を作っていってください!
もしもこの記事が有益なものであると感じたら、是非他の方への発信をしていただけたらと思います!